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林川崇さんのお勧め recommended by "Hayashikawa"

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演奏音源一覧(847)

ピティナ&提携チャンネル動画 (1)

参考動画 (846)

  • ベートーヴェン : ポリーニ, マウリツィオ, 林川崇さんのお勧め [再生]

    おすすめポイント

    何と隠遁時代のポリーニがソリストを務めたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲? ではなくヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲の第1楽章。一音一音がクリスタルのような音色ながら、テンポも柔軟に動くなどフレージングもしっかりしており、メカニカルな印象の後年のポリーニと違って歌心も感じられる。(林川崇)

  • ベートーヴェン : ポリーニ, マウリツィオ, 林川崇さんのお勧め [再生]

    おすすめポイント

    何と隠遁時代のポリーニがソリストを務めたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲? ではなくヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲の第2楽章。一音一音がクリスタルのような音色ながら、テンポも柔軟に動くなどフレージングもしっかりしており、メカニカルな印象の後年のポリーニと違って歌心も感じられる。(林川崇)

  • ベートーヴェン : ポリーニ, マウリツィオ, 林川崇さんのお勧め [再生]

    おすすめポイント

    何と隠遁時代のポリーニがソリストを務めたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲? ではなくヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲の第3楽章。一音一音がクリスタルのような音色ながら、テンポも柔軟に動くなどフレージングもしっかりしており、メカニカルな印象の後年のポリーニと違って歌心も感じられる。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, フーベルマン, ブロニスラフ [再生]

    おすすめポイント

    フーベルマンのヴァイオリンとフリードマンのピアノという個性派対決ながら、「クロイツェル」のベスト演奏の一つとしても知られる録音。なお、フーベルマンは第2次世界大戦直前にパレスチナで、亡命ユダヤ人のオーケストラを結成し、そのオープニングの演奏会は、理念に賛同したトスカニーニがノー・ギャラで指揮! これが現在のイスラエル・フィルになった。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, ハンブルク, マーク [再生]

    おすすめポイント

    レシェティツキ門下の名手にして、伴奏の巨匠ジェラルド・ムーアの師マーク・ハンブルクの弾くベートーヴェンのあまりにも有名なメヌエット。ヴァイオリンやチェロの編曲だと録音も多いが、意外にもオリジナルのピアノ版の録音は少なく、しかも大家の演奏ということで尚更貴重。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, ラフマニノフ [再生]

    おすすめポイント

    ラフマニノフの弾くベートーヴェン! SPに収めるためかそもそも意図的なのものか、いくつか変奏がカットされているものが惜しいが、この曲の演奏の中でもトップクラスの名演だろう。音符や表情を変えている箇所があったり、変奏ごとにテンポを変えたりもしているが、それでいて各変奏がバラバラにならず一貫した流れを保っているのも凄い。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, フリードマン [再生]

    おすすめポイント

    フリードマンの弾く「月光」ソナタから。第2楽章では、遅めのテンポでフレーズごとに強調する声部を変えたり、第3楽章では、やはり意外な音の強調や自在なアゴーギクが見られるなど一見奔放でありながら、フォルムもしっかりした個性的名演。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, ホロヴィッツ [再生]

    おすすめポイント

    ホロヴィッツの弾くベートーヴェンのソナタ28番。意外な取り合わせだが、ホロヴィッツはこのソナタを好んでいて、例の骨董品と呼ばれた来日公演でも弾いていた。ここで挙げた演奏はその16年前の元気な時のもので、いかにもホロヴィッツらしく、演奏も一般的なベートーヴェン後期のイメージと離れているためかあまり話題にならないが、ちゃんと聴くとアナリーゼも深く、構成感の明晰さは、意外と他のではなかなか聴かれないように思う。終楽章のフーガ(16:06~)での声部の弾き分けの巧さにも注目。(林川崇)

  • ショパン : 林川崇さんのお勧め, コチャルスキ, ラオル [再生]

    おすすめポイント

    ショパンのあまりにも有名なノクターンを、ミクリが伝承したショパン自身の変奏によってコチャルスキが弾いた録音(ただし伝承された楽譜とは微妙に異なる)。最近でこそこの変奏による演奏も珍しくなくなったが、存在自体が知られていなかった(そのため変奏の正統性を学者から疑われたこともあった)時代に本流の人物が弾いた演奏としても重要。(林川崇)

  • ショパン : 林川崇さんのお勧め, コチャルスキ, ラオル [再生]

    おすすめポイント

    もうひとつのショパンの前奏曲として知られ、ファンも少なくない嬰ハ短調Op.45。全体の大きな流れを意識しないと同じことの繰り返しになってしまう上、感情もしっかり出さなければならないので、音楽的には極めて難しい曲だと思うが、このコチャルスキの演奏はとりわけ優れたものの一つだろう。(林川崇)

  • ムソルグスキー : 林川崇さんのお勧め, コチャルスキ, ラオル [再生]

    おすすめポイント

    ムソルグスキーのあまり弾かれないピアノ曲を名手コチャルスキの演奏で聴ける貴重な録音。ショパンの流派として知られるコチャルスキだが、ここでは重厚な演奏をしており、作曲家によってきちんとスタイルを変えていたこともわかる。動画タイトルの1867年版は誤りで、実際は1861年版の方を弾いている。 (林川崇)

  • ショパン : 林川崇さんのお勧め, ミハウォフスキ [再生]

    おすすめポイント

    ショパンの弟子チャルトルイツカ公爵夫人から薫陶を受けたアレクサンドル・ミハウォフスキが弾くショパンのスケルツォ1番。楽譜に指示された符点二分音符120のテンポで弾き切る弩級のテクニックは現代の若手でも適わないだろうし、音楽的にも圧倒的なパッションを湛えた凄演。しかも、録音時78歳で視力も衰えていたのがおよそ信じられない。(林川崇)

  • ショパン : 林川崇さんのお勧め, オーンスタイン, レオ [再生]

    おすすめポイント

    レシェティツキ門下のヴィルトゥオーゾであり、プロコフィエフと同世代の未来派作曲家、山田耕筰のアメリカ時代の友人としても知られる存在でありながら、100歳を超えて21世紀まで生きていたレオ・オーンスタインの弾くショパンの幻想即興曲。テクニック、音色、色彩感、カンタービレ、構成感、自在さなどが極めて高い次元で揃っており、あまりにも弾かれ過ぎているこの曲の図抜けた名演の一つだろう。なお、この動画はオーンスタインの息子がアップしたものだが、このセヴェロ・オーンスタインはインターネットの開発者の一人である。

  • ミニョーネ : 林川崇さんのお勧め, セガル, ベルナルド [再生]

    おすすめポイント

    ブラジルの作曲家ミニョーネによるピアノとオーケストラのための民族色溢れる名品(動画タイトルに番号が無いが第1番)。ブラジル出身でジロティ門下の名手ベルナルド・セガルが、巨匠トスカニーニの指揮するNBC交響楽団をバックに弾いた熱血ライヴ。

  • バッハ : 林川崇さんのお勧め, フェインベルク, サムイル [再生]

    おすすめポイント

    フェインベルクの弾くバッハの幻想曲とフーガBWV904の名演。幻想曲で部分的に分厚くアレンジして、あたかもオルガンのような効果を挙げている(これはエトヴィン・フィッシャーやブレンデルもやっていて、それぞれアレンジも違うので比較するのも面白いだろう)。

  • リスト : 林川崇さんのお勧め, フェインベルク, サムイル [再生]

    おすすめポイント

    バッハのオリジナルでも編曲でも最高レヴェルの名演を残した鬼才フェインベルクの弾く、リスト編曲の「幻想曲とフーガ」ト短調。幻想曲での重厚さも素晴らしいが、高速テンポでかつ自在に強弱も付いていながら、フレージングやポリフォニーの綾も全く乱れないフーガは圧巻。

  • フォーレ : 林川崇さんのお勧め, ピュイグ=ロジェ [再生]

    おすすめポイント

    知る人ぞ知るフォーレの権威ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタンがプリモを弾き、わが国の音楽界の大恩人アンリエット・ピュイグ=ロジェがセコンドを弾いたフォーレの「ドリー」組曲。連弾であることが信じられない完成度の高さにも注目。

  • フォーレ : 林川崇さんのお勧め, ロン, マルグリット [再生]

    おすすめポイント

    マルグリット・ロンのピアノの他、ティボーのヴァイオリン、フルニエのチェロなど名ソリスト集団によるフォーレのピアノ四重奏曲第2番から。きちんとアンサンブルとしてまとまっていながらも、盛り上がるところでは、情熱的にスケール大きく歌う名演。

  • フォーレ : 林川崇さんのお勧め, ロン, マルグリット [再生]

    おすすめポイント

    マルグリット・ロンのピアノの他、ティボーのヴァイオリン、フルニエのチェロなど名ソリスト集団によるフォーレのピアノ四重奏曲第2番から。きちんとアンサンブルとしてまとまっていながらも、盛り上がるところでは、情熱的にスケール大きく歌う名演。

  • フォーレ : 林川崇さんのお勧め, ロン, マルグリット [再生]

    おすすめポイント

    マルグリット・ロンのピアノの他、ティボーのヴァイオリン、フルニエのチェロなど名ソリスト集団によるフォーレのピアノ四重奏曲第2番から。きちんとアンサンブルとしてまとまっていながらも、盛り上がるところでは、情熱的にスケール大きく歌う名演。

  • フォーレ : 林川崇さんのお勧め, コルトー [再生]

    おすすめポイント

    19世紀の歴史的大歌手ポーリーヌ・ヴィアルド(この人の娘とフォーレは婚約破談になった)に師事したフランスの歌手フェリア・リトヴィンヌの歌うフォーレの名歌「ゆりかご」。歌も見事だが、25歳のコルトーが卓越した伴奏を弾いているため取り上げた。ちなみにコルトーの初レコーディングの中の1つ。

  • チャイコフスキー : 林川崇さんのお勧め, オボーリン, レフ [再生]

    おすすめポイント

    オボーリンのピアノ、オイストラフのヴァイオリン、クヌシェヴィツキーのチェロの豪華メンバーによる、チャイコフスキーの力作トリオ。演奏自体が最高ランクの上、ノーカット(第2楽章の最終変奏がソナタ形式で書かれているが、作曲者自身、その提示部と展開部を丸々削ることを承認しており、省略されることも少なくない)なので決定版といってもよいだろう。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾くゴドフスキーの超難曲集より。原曲Op.25-1の左手用編曲を左手で弾き、同時に右手で別の旋律と装飾を弾く、というと話を聞いただけで卒倒する人もいるだろう。実際想像を絶する難しさだが、この演奏のようにちゃんと弾けばかくも美しい。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾くゴドフスキーの超難曲集より。原曲Op.25-5を複雑に変奏。6:27~の、左手で主旋律と16分音符の伴奏を弾き、右手で三連符の装飾を弾く箇所、6:54~の、原曲の右手を左手で弾き、右手は逆符点ならぬ普通の符点で応答する箇所は特に聴き物。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾くゴドフスキーの超難曲集より。原曲は「3つの新しい練習曲」の第2番。原曲も2対3のポリリズムの練習だが、ゴドフスキーの編曲は更にそれを敷衍して複雑極まりないが美しいピアノ曲にしている。3:14~3:46では、左手が三連譜のメロディーと8分音符の伴奏、右手が2拍三連とそれを更に三等分したリズムを同時に弾く。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾くシュトラウスの名ワルツ「芸術家の生涯」のゴドフスキー編曲版。よく知られたワルツが重厚かつ芳醇に和声付けされているだけでなく複数の主題が同時進行する超絶的難曲だが、サパートンはワルツのリズム感を損なうことなく自在に弾きこなしている。9:02~と9:17~で楽譜に無いリピートを行い強調する声部を変えているのも面白い。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾くゴドフスキー編曲のアルベニスの「トゥリアーナ」。改めて言うまでもなく原曲も難曲だが、更に複雑になっている。サパートンが、通常の原曲の演奏よりも速めのテンポで自在なルバートも駆使して弾いているのは凄いとしか言いようが無い。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾く「ジャワ組曲」から。ゴドフスキーは東洋を題材にした組曲シリーズを構想しており、来日した際にも、日本の音楽を聴いてインスピレーションを得たとは語っていたが、結局作られたのは「ジャワ組曲」だけになった。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾く「ジャワ組曲」から。ゴドフスキーは東洋を題材にした組曲シリーズを構想しており、来日した際にも、日本の音楽を聴いてインスピレーションを得たとは語っていたが、結局作られたのは「ジャワ組曲」だけになった。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, サパートン, デヴィッド [再生]

    おすすめポイント

    ゴドフスキーの娘婿にして元祖ゴドフスキー弾きデイヴィッド・サパートンの弾く「ジャワ組曲」から。ゴドフスキーは東洋を題材にした組曲シリーズを構想しており、来日した際にも、日本の音楽を聴いてインスピレーションを得たとは語っていたが、結局作られたのは「ジャワ組曲」だけになった。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め, ギンズブルク [再生]

    おすすめポイント

    ウェーバーのソナタ1番の終楽章をゴドフスキーが独自の味付けで編曲したものを、名手ギンズブルクが弾いた録音。初CD化された際、当時この版の唯一の音源でありながら「ゴドフスキー編」の記載が抜けていたことも好事家の間で話題になった。

  • ゴドフスキー : 林川崇さんのお勧め [再生]

    おすすめポイント

    コンポーザー・ピアニストとして近年認知度が高まってきたものの、肝心の自作や自編の録音が少ないゴドフスキー。そのゴドフスキーがシューベルトの歌曲編曲集から弾いた貴重な名演。

  • コープランド : 林川崇さんのお勧め, コープランド [再生]

    おすすめポイント

    コープランドのキューバ舞曲を作曲者とレオ・スミットで共演した録音。3:19~のふらついた感じのリズムも聴き所(実際の音価が変拍子で書かれているため、きちんと揃っていて、尚且つ感じを出さなければならないので非常に難しい)。

  • バーンスタイン : 林川崇さんのお勧め, バーンスタイン [再生]

    おすすめポイント

    バーンスタインの「不安の時代」の作曲者のピアノ、クーセヴィツキーの指揮による世界初演ライヴ。作曲者指揮のこの曲の録音は、ソリストもルーカス・フォス(1950年と1977年の2種)、アントルモン(1965年)、ツィメルマン(1986年)、と年代も多岐に亘って複数あるが、ピアニストとしての録音は初演の時のこれのみだと思われる。さすがにクーセヴィツキーの指揮がジャズのリズムに乗り切れていない部分はあるものの、若きバーンスタインのヴィルトゥオーゾ振りを示す快演。

  • ガーシュウィン : 林川崇さんのお勧め, ワイルド, アール [再生]

    おすすめポイント

    アメリカの名手で、編曲作品が近年レパートリーとして定着しつつあるアール・ワイルドが、この曲の本家ポール・ホワイトマン楽団をバックに弾いた「ラプソディ・イン・ブルー」。ワイルドの弾くこの曲はトスカニーニとの録音が有名で実際それも優れた演奏だが、ワイルド自身もより気に入っていたというホワイトマン楽団との演奏をセレクト。コーラス入りのアレンジにも注目。

  • ワイセンベルク, アレクシス : 林川崇さんのお勧め, ワイセンベルク, アレクシス [再生]

    おすすめポイント

    何とワイセンベルクが自ら編曲して弾いたシャルル・トレネのシャンソン。実はワイセンベルクが若い頃に匿名で出したレコードがあり、永らく殆ど知られていなかったが、編曲の素晴らしさ故、今世紀になってからアンスネスやアムランが録音から楽譜に起こして弾いたことで急速に知られるように。その後手稿譜も発見され、校訂楽譜も出版された。

  • エルツ : 林川崇さんのお勧め, ワイルド, アール [再生]

    おすすめポイント

    アンリ・エルツがロッシーニのアリア(原曲も変奏曲形式の技巧曲)をもとに作った変奏曲。アメリカの名手アール・ワイルドが闊達な演奏を聞かせてくれる。往年の名手によるエルツの録音は皆無に近いので、その点も貴重。

  • リスト : フィオレンティーノ, セルジオ, 林川崇さんのお勧め [再生]

    おすすめポイント

    ウェーバーのピアノのための2つのポロネーズ(Op.21とOp.72)を元にリストが協奏曲仕立てに編曲した曲。イタリアの名手フィオレンティーノが華麗な演奏を繰り広げている。9:55~の極めて困難な両手の跳躍(楽譜には易しいヴァージョンも併記されており、そちらで弾かれることも少なくない)も短いながら聴き所。

  • チャイコフスキー : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    あまりにも有名な第1番の影に隠れて殆ど演奏されないものの、密かにファンの多いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。ニコラーエワのピアノとアノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮による名演。2楽章にわずかにカットがあるが、原典版の初録音かもしれない。

  • シューマン : 林川崇さんのお勧め, ギンズブルク [再生]

    おすすめポイント

    ギンズブルグによるシューマンのアベッグ変奏曲の抒情的な名演。普通の演奏に慣れていると大分遅く思われるかもしれないが、楽譜にはこのテンポが指示されている。また、初版による演奏も珍しい(聴いてわかる違いは7:27からの経過句で、現行版はABEGGのテーマを和音で弾いて一音ずつ離すが、初版はテーマを一音ずつ弾く)。

  • ニコラーエワ : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    実は作曲家でもあったニコラーエワの自作自演。ここでは3曲のみが弾かれているが、練習曲24曲の難易度は様々で、本当に易しいカンタービレの練習曲から、技巧的に極めて高度なものまで幅広く、ニコラーエワのピアニズムが凝縮された曲集である。

  • ゴルベフ : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    ロシアの知られざる作曲家ゴルベフが作曲の弟子ニコラーエワに献呈したピアノ協奏曲から。被献呈者ニコラーエワのピアノ、アノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮と演奏者も豪華。まだまだ知らない所に傑作、名演があるものである。

  • ゴルベフ : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    ロシアの知られざる作曲家ゴルベフが作曲の弟子ニコラーエワに献呈したピアノ協奏曲から。被献呈者ニコラーエワのピアノ、アノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮と演奏者も豪華。まだまだ知らない所に傑作、名演があるものである。

  • ゴルベフ : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    ロシアの知られざる作曲家ゴルベフが作曲の弟子ニコラーエワに献呈したピアノ協奏曲から。被献呈者ニコラーエワのピアノ、アノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮と演奏者も豪華。まだまだ知らない所に傑作、名演があるものである。

  • シェーンベルク : 林川崇さんのお勧め, シュトイアーマン, エドゥアルト [再生]

    おすすめポイント

    バリトン歌手マック・ハレルの語り、エドゥアルト・シュトイアーマンのピアノ・ソロ、巨匠ロジンスキー指揮ニューヨーク・フィルによるシェーンベルク「ナポレオン讃歌」の世界初演ライヴ。弦楽四重奏版もあまり演奏されないが、もっと演奏されない弦楽合奏版の音源としても貴重。シュトイアーマンのピアノは、曲の性格に合わせて鋭角的な表現はしているものの、決して無神経に叩くような事はしていない点にも注目。

  • チャイコフスキー : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    あまりにも有名な第1番の影に隠れて殆ど演奏されないものの、密かにファンの多いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。ニコラーエワのピアノとアノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮による名演。2楽章にわずかにカットがあるが、原典版の初録音かもしれない。

  • チャイコフスキー : 林川崇さんのお勧め, ニコラーエワ [再生]

    おすすめポイント

    あまりにも有名な第1番の影に隠れて殆ど演奏されないものの、密かにファンの多いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。ニコラーエワのピアノとアノーソフ(ロジェストヴェンスキーの父)の指揮による名演。2楽章にわずかにカットがあるが、原典版の初録音かもしれない。

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, フーベルマン, ブロニスラフ [再生]

    おすすめポイント

    フーベルマンのヴァイオリンとフリードマンのピアノという個性派対決ながら、「クロイツェル」のベスト演奏の一つとしても知られる録音。なお、フーベルマンは第2次世界大戦直前にパレスチナで、亡命ユダヤ人のオーケストラを結成し、そのオープニングの演奏会は、理念に賛同したトスカニーニがノー・ギャラで指揮! これが現在のイスラエル・フィルになった。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, フーベルマン, ブロニスラフ [再生]

    おすすめポイント

    フーベルマンのヴァイオリンとフリードマンのピアノという個性派対決ながら、「クロイツェル」のベスト演奏の一つとしても知られる録音。なお、フーベルマンは第2次世界大戦直前にパレスチナで、亡命ユダヤ人のオーケストラを結成し、そのオープニングの演奏会は、理念に賛同したトスカニーニがノー・ギャラで指揮! これが現在のイスラエル・フィルになった。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, ホロヴィッツ [再生]

    おすすめポイント

    ホロヴィッツの弾くベートーヴェンのソナタ28番。意外な取り合わせだが、ホロヴィッツはこのソナタを好んでいて、例の骨董品と呼ばれた来日公演でも弾いていた。ここで挙げた演奏はその16年前の元気な時のもので、いかにもホロヴィッツらしく、演奏も一般的なベートーヴェン後期のイメージと離れているためかあまり話題にならないが、ちゃんと聴くとアナリーゼも深く、構成感の明晰さは、意外と他のではなかなか聴かれないように思う。終楽章のフーガ(16:06~)での声部の弾き分けの巧さにも注目。(林川崇)

  • ベートーヴェン : 林川崇さんのお勧め, ホロヴィッツ [再生]

    おすすめポイント

    ホロヴィッツの弾くベートーヴェンのソナタ28番。意外な取り合わせだが、ホロヴィッツはこのソナタを好んでいて、例の骨董品と呼ばれた来日公演でも弾いていた。ここで挙げた演奏はその16年前の元気な時のもので、いかにもホロヴィッツらしく、演奏も一般的なベートーヴェン後期のイメージと離れているためかあまり話題にならないが、ちゃんと聴くとアナリーゼも深く、構成感の明晰さは、意外と他のではなかなか聴かれないように思う。終楽章のフーガ(16:06~)での声部の弾き分けの巧さにも注目。(林川崇)