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シューベルト :12のドイツ舞曲(レントラー集) D 790 Op.171

Schubert, Franz:12 Deutsche Tänze(Ländler) D 790 Op.171

作品概要

作曲年:1823年 
出版年:1864年 
初出版社:Spina
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:レントラー
総演奏時間:10分00秒

解説 (1)

執筆者 : 稲田 小絵子 (465文字)

更新日:2008年5月1日
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シューベルトの舞曲は実際に踊るために作られることが多い。1823年5月のこの舞曲集も、友人たちの集うシューベルティアーデにおいて生み出されたものと考えられる。数多いシューベルトの舞曲集の中で最もよく知られている作品のひとつといえよう。出版は、自筆譜を所有していたブラームスの編集(匿名)によって1864年に作品171として行われた。

各舞曲は基本的に、踊りやすい4小節フレーズから成り、同じパターンを繰り返す。注目すべきは、12の舞曲の調関連である。これらは異名同音で読み替えるとすべて近親調(属調、下属調、同主調、平行調)あるいは3度調の関係で成り立っているのである。それゆえ、さまざまなキャラクターをもつ各舞曲が違和感なく続いている。

1. ニ長調

2. イ長調

3. ニ長調

4. ニ長調

5. ロ短調-ロ長調

6. 嬰ト短調

7. 変イ長調

8. 変イ短調

9. ロ長調

10.ロ長調

11.変イ長調

12.ホ長調

なお、この曲集の第2番はドイツ舞曲集D783の第1番と同一であり、第8番の後半は、調は異なるが、D783の第10番の後半にも見られる。

執筆者: 稲田 小絵子