パデレフスキ 1860-1941 Paderewski, Ignacy Jan
解説:菊池 朋子 (368文字)
更新日:2010年1月1日
解説:菊池 朋子 (368文字)
ポーランドの作曲家、音楽家、政治家。12歳からワルシャワ音楽研究所(音楽院)に入学し、その後ウィーンに赴き、高名なピアノ教授レシェティツキに師事することができた。20代半ばからピアニストとして世界各地で活躍するが、その間に当事の著名な音楽家たちと親交を結び、経験と人脈を築きあげて、96年にはアメリカ合衆国でパデレフスキ財団を設立するまでになった。
第一次世界大戦が勃発すると、徐々に政治活動も行うようになり、ポーランド国民のための救済基金設立、独立運動などを経て1919年にポーランド首相兼外相に就任した。音楽活動に復帰してからも、若い作曲家支援など社会運動に積極的に関わり、ポーランドが侵攻される事態になると、再び渡米。そこで祖国支援に全力を尽くしていている中、1941年ニューヨークで生涯を閉じた。彼を称えて多くの勲章が授けられた。
作品(17)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (2)
ピアノ独奏曲 (5)
曲集・小品集 (8)
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変奏曲 (2)
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ピアノ合奏曲 (1)