フォーレ :即興曲 第5番 嬰ヘ短調 Op.102
Faure, Gabriel:Impromptu No.5 fis-moll Op.102
執筆者 : 齊藤 紀子 (143文字)
アレグロ・ヴィーヴォの嬰ヘ短調で4分の2拍子。その速度表記の通り、活き活きとした性格を持つこの作品は、フォーレが65歳の時に書かれた。曲全体を通して、16分音符が両手を駆け巡る。そして、フォーレの作品の特徴的な手法の1つである上昇と下降の繰り返しを際立たせながら、全音音階を印象付ける。
即興曲 第5番 嬰ヘ短調
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