ミニョーネ 1897-1986 Mignone, Francisco
解説:ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (419文字)
更新日:2010年1月1日
解説:ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (419文字)
サンパウロのイタリア人の移民音楽家の息子として生まれる。父からフルートとピアノを習い、1907年からシルヴィオ・モットにピアノを師事。後、サンパウロ音楽院でピアノとフルートと作曲をカントゥに師事。卒業後、管弦楽作品や、オペラを作曲し、成功を収める。1920年にミラノ音楽院にてフェッローニに学び、オペラを書いた。1929年には母校にて、和声を教え、1933年に国立音楽学校の公認指揮者と指揮の指導にあたった。1937年からはヨーロッパ中で演奏旅行を行い、アメリカ合衆国まで訪れている。ピアノ曲は1930年代から40年にかけて多数作曲されている。民族主義的要素の作品は《奥地の伝説》《4つのブラジル小品》《黒人の坊や》《カチレテ》《ボトクードの踊り》《モジーニャもどき》である。民謡から採られたものも含む叙情的な旋律は、全体を通じて支配的な調的和声やしばしばシンコペーションが現れるリズムとともに使われ、都会の大衆音楽に大きく依存している。
作品(77)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (3)
管弦楽付き作品 (4)
ピアノ独奏曲 (7)
ソナタ (17)
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ワルツ (24)
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種々の作品 (6)