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シューマン :トッカータ Op.7 ハ長調

Schumann, Robert:Tocccata C-Dur Op.7

作品概要

作曲年:1829年 
出版年:1834年 
初出版社:Hofmeister
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:トッカータ
総演奏時間:7分30秒

解説 (2)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (328文字)

更新日:2010年1月1日
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シューマンがまだ19歳の時に作曲されたが、後に何度か手を加えて、1832年に完成されている。シューマンには珍しい、技巧を追及した1曲で、はじめはピアニストを志していたというシューマンだけにかなり弾きにくく込み入って書かれている。ピアニストを大いに悩ませる曲だが、ピアニストの自慢の技巧を披露する曲にもなっている。

僅か2小節のシンコペーションのリズムが力強く登場して曲は開始され、このリズムをモチーフに細かい機械的な運動が続いていく。中間部はイ短調に転じて、オクターヴの細かい連打によるメロディーが活躍する。全体にかなり活気溢れた運動性の強い曲だが、叙情的なメロディーや緻密な和声、対位法的書法までもが盛り込まれ、変化に富んだ様々な作曲技法が光る名曲である。

総説 : 上山 典子 (1436文字)

更新日:2018年3月12日
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