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ラヴェル :亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調

Ravel, Maurice:Pavane pour une infante défunte G-Dur

作品概要

作曲年:1899年 
出版年:1900年 
初出版社:Demets
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:パヴァーヌ
総演奏時間:5分40秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (301文字)

更新日:2007年5月1日
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ラヴェルのピアノ作品中最も有名と思われる作品。1899年作曲。後年作曲者自身が「シャブリエからの影響」「形式が貧弱である」といった点を指摘しているが、美しい旋律とともに、空虚五度の響きなどラヴェル後年の作風を思わせる個性も垣間見られ、軽視できる作品ではない。文学的なタイトルがつけられているが、ラヴェル自身の「単に語呂の良さから命名した」という言が伝わっている。またルーブル美術館所蔵のベラスケス画「王女の肖像」から着想を得たともいわれる。パヴァーヌというのは典雅なゆったりとした曲想を持つ古典的な形式である。あまりに感傷的な情感をもって演奏されるのは、おそらくは作曲者の意図したところではないだろう。

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