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バルトーク :ピアノ協奏曲 第1番 BB 91 Sz 83

Bartók, Béla:Piano Concerto no.1 BB 91 Sz 83

作品概要

作曲年:1926年 
出版年:1927年 
初出版社:Universal
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:24分30秒

解説 (1)

総説 : 舘 亜里沙 (729文字)

更新日:2018年3月12日
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1925年~26年にイタリアを訪問し、バロック音楽に触れる機会に恵まれたバルトークは、創作の転換期を迎えることとなった。そして1926年に書かれた初のピアノ協奏曲は、それまでのバルトークのピアノ作品に特徴であった、打楽器的な奏法による「野性的」な音調に加えて、新古典主義的なスタイルを持つこととなる。ピアノにもオーケストラにも頻繁に現れる連打は、バロック時代のオスティナートを彷彿とさせ、第2楽章の木管楽器の対位法的なアンサンブルは、フーガ書法を想起させる。作曲されたのは1926年、初演は1927年に国際現代音楽協会(ISCM)の演奏会にて、バルトーク自身のピアノとフルトヴェングラーの指揮で行われた。  調号は用いられず、基音や旋法が変えられることによって音色が変化させられているが、不協和音程も大胆に取り入れられ多調的な性格を帯びている。楽章構成は、第1楽章が序奏とコーダ付きのソナタ形式、第2楽章が再現部の縮小された三部形式、第3楽章が序奏とコーダ付きのロンド・ソナタ形式と、ある程度協奏曲の典型に則っているものの、そこへさらに作品全体を統一させるための枠組みが与えられている。序奏で管楽器によって強く提示されたモティーフは、第1楽章の展開部でややリズムを変えてピアノのソロパートに現れ、やがて第3楽章ではロンドの主題となって作品の支配的な存在となってゆく。第2楽章も第1楽章の第2主題とモティーフを共有することで、作品全体の連関に組み込まれてゆく。さらに各楽章とも、打楽器ないしピアノによる均等な同音連打によって開始され、その音に特徴的なリズムと音程の幅が与えられ、旋律として立ち上がってゆく過程が、この作品の原始的・野性的な印象を醸し出している。

執筆者: 舘 亜里沙

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:9分00秒 

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第2楽章

総演奏時間:8分00秒 

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第3楽章

総演奏時間:7分30秒 

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