ホーム > ピアノ曲事典 > ベートーヴェン > 6つのメヌエット

ベートーヴェン:6つのメヌエット

Beethoven, Ludwig van:6 Menuette WoO.10

作品概要

作曲年:1795年 
出版年:1796年 
初出版社:Artaria
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:11分00秒

解説 (1)

総説 : 中塚 友理奈 (663文字)

更新日:2015年5月12日
[開く]

元々は管弦楽曲として1795年に作曲され、1796年にウィーンで出版された。しかし現存するのはピアノ編曲版のみである。これは《ピアノのための6つのメヌエット 第2部》というタイトルで出版されたが、「第2部」と書かれているのは同年に作曲された《2つのヴァイオリンとバスのためのメヌエット》WoO9(但しベートーヴェンの真作かどうかは確証されていない)を意識してのことではないかとされている。  この作品はいずれもA-B-Aの三部形式で、テンポの指定はない。B(中間部)では主調の属調や平行調、同主調などの響きが垣間見られることもある。  ハ長調(WoO10, No.1)は、冒頭でpの16分音符とfの4分音符との対比が提示され、ffで締めくくられる。中間部は一貫してpで、穏やかである。  ト長調(WoO10, No.2)は、付点のリズムや3度と6度の響き、うねりのある旋律線が特徴である。  変ホ長調(WoO10, No.3)は全体を通してpが中間部の開始でしか用いられず、sfが多用されている。  変ロ長調(WoO10, No.4)は、他の曲に比べて静かに始まる。中間部の1, 2拍目は歯切れが良く、3拍目は中間部で唯一の強弱記号sfpの指示が頻繁になされている。  ニ長調(WoO10, No.5)はアウフタクトにもかかわらず、ffで始まる。Aの部分には強弱記号がffとsfの2種類しかない。  ハ長調(WoO10, No.6)は中間部にf, sf, ffが用いられているため、AよりBがエネルギッシュなことが特徴である。

執筆者: 中塚 友理奈

楽章等

解説(0)

楽譜(0)

解説(0)

楽譜(0)

解説(0)

楽譜(0)

解説(0)

楽譜(0)

ピティナのYoutubeチャンネル(8)