ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第10番 第2楽章 Op.14-2

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.10  2.Satz Andante

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:5分30秒
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解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (299文字)

更新日:2019年2月16日
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(第2楽章)ハ長調 2分の2拍子 変奏曲

反復記号をもたない8小節と、反復される12小節(=24小節)の、計24小節(=32小節)からなる主題と3つの変奏で構成されている。このような変奏曲形式の導入は、葬送ソナタOp.26で再び実践されることとなる。

主題はほぼ四声体で書かれ、スタッカートとレガートの対比が特徴的である。第1変奏(第21小節~)では主題が内声にあらわれ、第2変奏(第41小節~)ではこれが上声に半拍遅れてシンコペーション風にあらわれる。第3変奏(第65小節~)ではバス・ラインをレガート奏法で旋律的にあつかい、上声は分散和音化されている。最後にコーダとして6小節の後奏が付されている。

執筆者: 岡田 安樹浩