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リスト :村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番) S.514 R.181

Liszt, Franz:Der tanz in der dorfschenke (Erster mephisto-walzer) S.514 R.181

作品概要

作曲年:1859年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:11分30秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (376文字)

更新日:2010年1月1日
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リストは、ゲーテの「ファウスト」に基づく「ファウスト交響曲」を完成後、今度はレーナウの「ファウスト」に基づく管弦楽曲「夜の行列」と「村の居酒屋の踊り」を作曲した。この「村の居酒屋の踊り」をピアノ独奏用に編曲したのが、このメフィスト・ワルツ第1番である。

メフィストがヴァイオリンでワルツを弾き、人々は踊る。やがてマルガレーテという娘を見つけたメフィストは森へ抜け出す。夜空にはナイチンゲールが歌声を聴かせる。こうした内容を具体的に表現しているこの曲は、同時に大変なヴィルトゥオーゾ風技巧もふんだんに取込み、リストを代表する難曲に仕上げられている。中間部などはロマンティックな詩情に富んでいるが、冒頭や後半の部分は優雅なサロン風のワルツには程遠く、‘狂喜乱舞’と言った趣きの凄じいエネルギーが満ち、壮麗なピアノの技巧がたっぷりと楽しめる。作曲は1860年。