作品概要
解説 (1)
執筆者 : 朝山 奈津子
(262 文字)
更新日:2007年7月1日
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執筆者 : 朝山 奈津子 (262 文字)
更新日:2007年7月1日
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複縦線の区切りを持たないが、標語によって以下のように分かれる。トッカータ導入部(第1-12小節)、アダージョ(第12-33小節)、アレグロと題される長大なフーガ(第33-170小節、アダージョのカデンツ(第85小節)を中間に置く)、そしてアダージョとプレストによるコーダ(第171-175小節)である。
全体に模続進行やリズム型の反復がふんだんに用いられ、やや古めかしいスタイルになっている。それでもバッハの生み出したメロディの美しさは格別で、フーガにおいてはテクスチュアと音域の変化が旋律にさまざまな光と陰を投げかけている。
執筆者:
朝山 奈津子
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楽譜
楽譜一覧 (2)

バッハ集6 ケース入り
(株)春秋社
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【ミュッセ】トッカータ ハ短調 BWV 911
Peters
Peters