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バッハ :トッカータ BWV 911 ハ短調

Bach, Johann Sebastian:Toccata c-moll BWV 911

作品概要

作曲年:1707年 
出版年:1839年 
初出版社:Peters
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:トッカータ
総演奏時間:11分00秒

解説 (1)

執筆者 : 朝山 奈津子 (262文字)

更新日:2007年7月1日
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複縦線の区切りを持たないが、標語によって以下のように分かれる。トッカータ導入部(第1-12小節)、アダージョ(第12-33小節)、アレグロと題される長大なフーガ(第33-170小節、アダージョのカデンツ(第85小節)を中間に置く)、そしてアダージョとプレストによるコーダ(第171-175小節)である。

全体に模続進行やリズム型の反復がふんだんに用いられ、やや古めかしいスタイルになっている。それでもバッハの生み出したメロディの美しさは格別で、フーガにおいてはテクスチュアと音域の変化が旋律にさまざまな光と陰を投げかけている。

執筆者: 朝山 奈津子