ショパン :マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-1
Chopin, Frederic:Mazurka cis-moll Op.41-1
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:発展2 発展3 発展4
マズルカ第26番の解説 : 齊藤 紀子 (280文字)
この《4つのマズルカ》作品41は、エティエンヌ・ヴィトフィツキ氏に捧げられている。
1曲目の嬰ハ短調はマエストーソ。フリギア旋法の特徴的なマズルである。そして、曲全体を通して非和声音が多用されている。
2曲目はホ短調。アンダンティーノで内省的なクヤヴィアクである。
3曲目のロ長調はアニマート。オベレクに、中間部の同音反復が特徴的なマズルが対比を成す。3小節のコーダを持つ。
4曲目の変イ長調はアレグレット。クヤヴィアクの挿入されるオベレクとなっている。リズムはワルツに近いものを感じさせる。
※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。
4つのマズルカ 第26番 嬰ハ短調
マズルカ第26番
マズルカ(58曲) 第26番