シューマン :ピアノ・ソナタ 第2番  第1楽章 Op.22

Schumann, Robert:Sonate für das pianoforte Nr.2  Mov.1 So rasch wie moglich

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:5分30秒

解説 (1)

解説 : 上山 典子 (295文字)

更新日:2019年6月19日
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ト短調、2/4拍子、ソナタ形式。

ト短調の主和音を強く打ち鳴らすと、激しく、切迫した性格の第1主題が始まる。推移部からすでに平行調(変ロ長調)となり、そのまま内省的な第2主題が続く。展開部は主に第1主題の動機に基づく。  

この楽章の速度指定は冒頭に、「出来る限り急速に So rasch wie möglich」とあるが、16分音符のユニゾンが続くコーダの開始部では「もっと急速に Schneller」と、そして第1主題が部分的に再帰する個所からは「さらに急速に Noch schneller」、記されている。論理的には奇妙な速度指示だが、常に何かに駆り立てられるような曲調に合致している。

執筆者: 上山 典子

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