ショパン :ピアノ協奏曲第2番 第3楽章 Op.21 CT48

Chopin, Frederic:Concerto pour piano et orchestre no.2 Mov.3 allegro vivace

作品概要

楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:8分30秒

解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (320文字)

更新日:2019年1月15日
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第3楽章 ヘ短調 4分の3拍子

ロンドと説明されることが多いが、舞曲形式が拡大した2部分形式とみるべきだろう。

クヤヴィアク風の主題が独奏ピアノによって提示される。オーケストラのエピソードに続いて、独奏ピアノによる技巧的なパッセージの連鎖が始まり、マズルカのリズムにのって次々と楽想が展開してゆく。とりわけ、8分3連音符と付点リズムが特徴的なユニゾン楽想(第145小節~)は、この楽章全体の民俗音楽的な雰囲気を一層高めることに貢献している。

冒頭主題が回帰して後半部分となるが(第325小節~)、オーケストラによるエピソードの末尾が変形されてヘ長調(同主長調)へと転じる。ピアノの技巧的なパッセージを経て、マズルカ風の楽想が回帰して楽曲を閉じる。

執筆者: 岡田 安樹浩

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