ブラームス :ピアノ・ソナタ 第3番 第2楽章 Op.5

Brahms, Johannes:Sonate für Klavier Nr.3 Mov.2 Andante espressivo

作品概要

楽曲ID:31806
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:13分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 和田 真由子 (271文字)

更新日:2019年2月20日
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全体は、第1楽章を基本的なモットーにして統一されている。

第2楽章:アンダンテ・エスプレッシーヴォ、三部形式による。変イ長調、四分の二拍子。

ブラームスは、この第2楽章の最初に詩人シュテルナウの「若き恋」という詩の一節を標題として掲げている。大意は次のとおりである。

「黄昏はせまり、月は光り輝く

そこに二つの心が、愛で結ばれて

互いによりそい、抱き合う。」

この楽章は、独立して演奏されることもあった。

アンダンテ・モルトの結尾部のなだらかな旋律は、後にワーグナーが「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のハンス・ザックスの歌に流用したと伝えられている。

執筆者: 和田 真由子

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