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ラフマニノフ :エチュード(練習曲) 「音の絵」 Op.39

Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:Etudes-tableaux Op.39

作品概要

作曲年:1916年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:37分00秒

解説 (1)

総説 : 木暮 有紀子 (521文字)

更新日:2014年2月20日
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《音の絵》op. 39は、ラフマニノフがロシア国内で作曲した最後の楽曲である。1916年から1917年にかけて作曲された。各曲単体での演奏は1916年の暮れから行われていたが、全曲そろっての初演は、1917年2月21日のペトログラードにおいてであった。このたった2日後には、食料配給の改善を求める民衆デモが同じ地で行われた。ラフマニノフは、当初はこの「二月革命」を支援するための慈善演奏会を開催していたものの、革命の火種は彼の生活をも浸食し、1917年12月23日にストックホルムへと発って以来二度とロシアの地を踏むことは無かった。

この楽曲は、当初は8曲構成の予定であった。しかし、元はop. 33の第4曲を改変した楽曲が加えられ、9曲の構成となった。こちらもop. 33同様に極めて技巧的である。また、各曲に標題は存在しないものの、後に作曲者本人が第2曲は「海とカモメ」、第6曲「狼と赤ずきんちゃん」、第7曲「葬送行進曲」、第9曲「定期市の光景」であると語っている。ラフマニノフ特有の歌うようなピアニズムは、第5曲で顔を見せるのみである。反対に、グロテスクな曲想の楽曲が盛り込まれている様は、当時の不安な世相へ警鐘を鳴らしているかのようだ。

執筆者: 木暮 有紀子

楽章等 (9)

第1番 Op.39-1

調:ハ短調  総演奏時間:3分00秒 

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第2番 Op.39-2

調:イ短調  総演奏時間:6分30秒 

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第3番 Op.39-3

調:嬰ヘ短調  総演奏時間:3分00秒 

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第4番 Op.39-4

調:ロ短調  総演奏時間:3分30秒 

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第5番 Op.39-5

調:変ホ短調  総演奏時間:5分00秒 

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第6番 Op.39-6

調:イ短調  総演奏時間:2分30秒 

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第7番 Op.39-7

調:ハ短調  総演奏時間:6分00秒 

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第8番 Op.39-8

調:ニ短調  総演奏時間:4分00秒 

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第9番 Op.39-9

調:ニ長調  総演奏時間:3分30秒 

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