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ドビュッシー:プレリュード(前奏曲)集 第1集

作品概要

作曲年:1909年 
出版年:1910年 
初出版社:Durand
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:37分00秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (1046文字)

更新日:2010年1月1日
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ドビュッシーの“印象主義”と呼ばれる作風をピアノ音楽上に確立した最初の作品は『版画』だったが、さらにそれを発展させて完成の域にまで達したのが、この2集からなる前奏曲集ということができる。そのため、いずれの曲もドビュッシーの特有の個性が発揮された名曲揃いとなっている。

第1集の12曲は1909年から10年にかけて作曲されている。各曲のタイトルは、固定観念に縛られないようにとドビュッシーの配慮から、各曲の終わりの余白に小さく書込まれた。

1.デルフィの舞姫たち / "Danseuses de Delphes"

ギリシャの古い都であるデルフォイの有名なアポロンの神殿の遺跡で、神に捧げる踊りを柔らかく描かれる。ルーブル美術館の彫刻にインスピレーションを得て作曲したと言われている。

2.帆 / "Voiles"

ドビュッシー自身が「しなやかで愛撫するようなリズム」と解説したこの曲は、全音音階を巧みに用いられながら、静かにうねる波や風を絶妙に表現されている。

3.野を渡る風 / "Le vent dans la plaine"

野原を静かに、時にはやや強く風が吹き渡ってゆく。こうした自然の瞬間を緻密に描かれている。

4.音と香りは夕暮れの大気に漂う / "Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir"

タイトルはボードレールの詩「夕べの調べ」の中の1行から採られている。気だるく憂鬱な気分が不確定なリズムの中を流れて行く。

7.西風の見たもの / "Ce qu'a vu le vent d'ouest"

フランスの西風はふつう強風となるそうで、その西風が激しく吹き荒れる様子を、技巧的に大胆に表現されている。

8.亜麻色の髪の乙女 / "La fille aux cheveux de lin"

ルコント・ド・リルの『スコット ランドの歌』とい う詩集中の同名の詩に影響を受けて作曲された。 この詩では「亜麻色の髪の乙女」 を“夏の明るい陽をあびて、ひばりと ともに愛をうたう、桜桃の実のくちびるをした 美少女”とうたっている。

10.沈める寺 / "La cathedrale engloutie"

ブルターニュに伝わったケルト族の伝説が基になっていると言われている。

それは、海に呑まれてしまったカテドラルが海の上に浮かび上がって来るというもので、

海に鐘の音が静かに響くところに始まり、カテドラルが堂々と登場する場面では力強い高揚を伴って表現されている。

楽章等

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総演奏時間:3分30秒 

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野を渡る風 野を渡る風

総演奏時間:2分00秒 

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アナカプリの丘 アナカプリの丘

総演奏時間:3分00秒 

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雪の上の足跡 雪の上の足跡

総演奏時間:3分30秒 

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西風の見たもの 西風の見たもの

総演奏時間:3分30秒 

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亜麻色の髪の乙女 亜麻色の髪の乙女

総演奏時間:2分30秒  Toka ステップレベル:発展3

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沈める寺 沈める寺

総演奏時間:5分00秒 

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パックの踊り パックの踊り

総演奏時間:2分30秒 

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ミンストレル ミンストレル

総演奏時間:2分00秒 

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