ドビュッシー :プレリュード(前奏曲)集 第1集 とだえたセレナード

Debussy, Claude Achille:Préludes 1 "La sérénade interrompue"

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲
総演奏時間:2分30秒
著作権:パブリックドメイン

解説 (1)

解説 : 白石 悠里子 (365文字)

更新日:2020年1月27日
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標題の由来は正確には判っていない。しかし、ギターの調弦を指す楽想をもつ冒頭のモチーフ(譜例1)、そして曲中で引用される、アルベニス〈エル・アルバイシン〉(組曲《イベリア》1905-1908)第3巻第1曲)(第19-2441-4585-8690小節)(譜例2)や、ドビュッシーが自身の楽曲(オーケストラのための《映像》の第2曲〈イベリア〉(1905-1908)から第3部〈祭りの日の朝〉)(第80-8487-89小節)(譜例3)は、楽曲とスペインを強く関連づける素材となる。哀願するようなセレナードは、これらのモチーフによってたびたび中断され、最後は完全に遮断されてしまう。

 【譜例1:冒頭】

【譜例2:アルベニス〈エル・アルバイシン〉からの引用、第19-24小節】

【譜例3:〈祭りの日の朝〉からの引用、第80-84小節】

執筆者: 白石 悠里子

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