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シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調

Schubert, Franz:Sonate für Klavier Nr.21 B-Dur D 960

作品概要

作曲年:1828年 
出版年:1839年 

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:36分00秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (289文字)

更新日:2010年1月1日
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シューベルト最晩年のピアノ・ソナタで、崇高なまでに美しくおだやかな世界が感じられる作品。初期のピアノ・ソナタは古典的語法によって書かれたが、後期作品になるとロマン的情緒に富んだ構成になり、シューマンやブラームスに大きな影響を与えた。第1楽章は静かに深遠な主題で始まり、作品全体の広大さを予告し、第2楽章は引き続いてさらなる緊張感が持続する。第3楽章で軽やかな明るさをかいま見せ、第4楽章は軽妙なテーマが展開されながら終結する。長い道のりをたどるような第1楽章から第4楽章の最後は明るい光が射すように締めくくられ、このピアノ・ソナタは一作品として完成した孤高の存在感を持っている。

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