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アルカン, シャルル=ヴァランタン :片手ずつ、および両手のための3つの大練習曲 [Op.76]

Alkan, Charles-Valentin:Trois grandes études pour les deux mains separées et reunies [Op.76]

作品概要

出版年:1839年 
初出版社:Richault
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:30分30秒

解説 (3)

総説 : 上田 泰史  (587文字)

更新日:2016年2月4日
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アルカンが27歳の頃に出版した最初の練習曲集。それぞれが固有のタイトルをもつ3曲で構成されている。第1番:〈左手のための幻想曲〉(変イ長調)、第2番:〈右手のための序奏、変奏とフィナーレ〉(ニ長調)、第3番:〈両手のための類似した動きと無窮動の練習曲〉(ハ短調―ハ長調)。第1番、第2番はいずれもゆったりとしたテンポ(Largamente)で始まり、最後は高らかに勝利を歌う。第3番はハ短調に始まり、最後はハ長調で同様に堂々たるコーダで締めくくられており、英雄的勝利への指向が3曲に共通している。

アルカンは1840年、師ヅィメルマンが執筆したパリ音楽院ピアノ科用教材『ピアニスト兼作曲家のための百科事典』に一曲のイ短調による練習曲を提供していた(他に同門のラヴィーナプリューダンが練習曲を書き下ろしている)。1840年に出版されたこの練習曲イ短調と本作《3つの大練習曲》は、アルカンが出版した最初期の練習曲群を成している。特に、本作はその規模と構成の独自性から、大作《全ての短調による12の練習曲》作品39に至る練習曲創作の端緒を開いた作品と位置づけられる。

なお、この曲が書かれた1840年当時、まだアルカンの作品番号は10番台までしかなかった。「76」という作品番号が与えられたのは20世紀初期のことで、コスタラ社から再版された際に付けられた。初版は作品番号なしで出版。

執筆者: 上田 泰史 

楽曲分析 : 上田 泰史  (1744文字)

更新日:2016年2月4日
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成立背景 : 上田 泰史  (1210文字)

更新日:2018年3月12日
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楽章等 (3)

左手のための幻想曲 [Op.76-1]

調:変イ長調  総演奏時間:9分30秒 

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右手のための序奏、変奏とフィナーレ [Op.76-2]

調:ニ長調  総演奏時間:16分00秒 

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両手のための練習曲、相似的で無窮動な動きによる [Op.76-3]

調:ハ短調,ハ長調  総演奏時間:5分00秒 

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