作品概要
出版年:1915年
楽器編成:ピアノ合奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:18分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (3)
執筆者 : 和田 真由子
(580 文字)
更新日:2007年6月1日
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執筆者 : 和田 真由子 (580 文字)
四手のためのピアノ連弾曲。
《6つの古代のエピグラフ》のもとになるスケッチは、ドビュッシーの友人ピエール・ルイス(1870~1925)の詩集『ビリティスの歌』の朗読を伴奏するための付随音楽として1990年に書かれたものである。それは、フルートとチェレスタとハープのためのものであったが、これは演奏されず、1914年、第一次世界大戦中、祖国フランスに貢献するために、ピアノ連弾曲として完成した。またこの曲は後に、指揮者アンセルメにより管弦楽に編曲されている。
この曲には、ドビュッシーのギリシアへの深い憧憬がこめられている。彼の円熟した技法によって、6つの標題それぞれが示す、詩の世界が音画風に描き出されている。
1.夏の風の神、パンに祈るために / "Pour invoquer Pan, dieu du vent d'ete"
2.無名の墓のために / "Pour un tombeau sans nom"
3.夜が幸いであるために / "Pour que la nuit soit propice"
4.カスタネットを持つ舞姫のために / "Pour la danseuse aux crotales"
5.エジプト女のために / "Pour l'Egyptienne"
6.朝の雨に感謝するために / "Pour remercier la pluie au matin"
解説 : 平野 貴俊
(2963 文字)
更新日:2026年3月30日
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解説 : 平野 貴俊 (2963 文字)
ドビュッシーが1914年7月から1915年にかけて作曲した、4手連弾のための6曲からなる作品。ドビュッシーがまだ新進作曲家だったころ、とりわけ親しく交際した人物のひとりに詩人、小説家のピエール・ルイス(1870–1925)がいる。ドビュッシーより8歳年下のルイスは、ジード、ヴァレリー、ワイルドの友人でもあり、若くして文学的才能を開花させ、パリの文壇で注目を集めていた。音楽にも造詣の深かったルイスは、その該博な教養でドビュッシーを魅了したのだろう。ルイスの作品のなかで現在もっともよく知られているのが詩集『ビリティスの歌』(1894)だが、ドビュッシーはこの詩集にもとづく作品を3つ書いている。すなわち歌曲《3つのビリティスの歌》(1897–1898)、《『ビリティスの歌』のための劇音楽》(1900–1901)、そして《6つの古代碑銘(エピグラフ)》であり、《6つの古代碑銘》ととりわけ関わりが深いのは《『ビリティスの歌』のための舞台音楽》である。
《『ビリティスの歌』のための舞台音楽》は、2本のフルート、2台のハープとチェレスタという特殊な編成のアンサンブルによって演奏される作品で、活人画(絵画の中の人物のようなポーズをとって静止する人物)を伴う『ビリティスの歌』の朗読に合わせて演奏されるものとして作曲された。ドビュッシーはルイスから依頼を受けてこの音楽を作曲し、朗読を伴う上演が1901年に実現したが、その後自筆譜の大半が行方不明となってしまう。欠けていたチェレスタのパートをアルテュール・オエレ(1897–1986、ベルギーの音楽学者、指揮者、作曲家)が補ったスコアが1971年に出版されている(ピエール・ブーレーズもこれに先立つ1954年、チェレスタのパートを補い、みずから立ち上げた演奏会シリーズ「ドメーヌ・ミュジカル」で上演を行っている)。
第1次世界大戦が勃発する直前、晩年のドビュッシーが経済的な事情を一つの契機として作曲した《6つの古代碑銘》は、十数年前に作曲されたこの舞台音楽から、旋律など一部素材を借用したものである。ドビュッシーはもともと6曲を管弦楽化することを意図していたが、最終的に作られたのはピアノ連弾曲だった。原曲と聴き比べると、再利用が行われたことは一聴してわかるものの、これらの素材は4手連弾用に柔軟に、創造力ゆたかに変容されており、その過程は編曲とはほど遠い、「再作曲」とでもよべるものになっている。舞台音楽と簡素な質感の響きは共通するものの、音型の巧みな処理と、連弾特有のテクスチュアの創意ゆたかな活用が表れている連弾版は、ドビュッシーの古代ギリシャへの憧憬を見事に音化しており、同じくドビュッシーの《小組曲》およびラヴェルの《マ・メール・ロワ》とならび、フランスの作曲家による4手連弾の作品として高い人気を誇っている。1915 年、作曲者自身による 2 手版がデュランから刊行され、1939 年にはエルネスト・アンセルメによる管弦楽版がやはりデュランから刊行されている。
舞台音楽は1から12までの短い曲からなるが、ドビュッシーはここから1、7、4、10、8、12番を選び、この順番を保持して6曲からなる曲集に仕立てた。舞台音楽のそれぞれのナンバーで朗読されるルイスの詩は、「牧人の歌」、「名の刻まれていない墓」、「唄」、「クロタロスを持った踊り子たち」、「エジプトの遊女たち」、「朝の雨」である。《6つの古代碑銘》の6曲のタイトル、「夏の風の神パンの加護を祈るための」、「名の刻まれていない墓のための」、「夜が恵み深いものとなるための」、「クロタロスを持つ踊り子のための」、「エジプトの女のための」、「朝の雨に感謝するための」にほぼ対応していることがわかるだろう。
なおルイスの詩集『ビリティスの歌』は、ルイスが23歳のときに発表した詩集である。ギリシャの古典文学に通じていたルイスは、この詩集をみずからフランス語で創作したにもかかわらず、サッフォーと同時代を生きたギリシャの女性詩人、ビリティスの詩集の「初のフランス語訳」であるという体裁で世に出した。末尾には、参考文献の一覧まで付されており(やはりすべて架空のものである)、文学に通じる多くの人びとでさえ、ルイスの言葉を信じて疑わなかったのだった。146の詩からなる本詩集は、ビリティスによる自伝という形をとっており、現在はトルコに属している小アジアのパンフィリーで生まれたビリティスが、牧歌的な幼少期を過ごした(第一部「パンフィリーの牧歌」)のちにレスボス島のミュティレネに渡り、ムナシディカという少女と長らく親しく付き合ったあと(第二部「ミュティレネの哀歌」)、キュプロス島で遊女としての生活を送り(第三部「キュプロス島の碑銘詩」)、最後はその地で没するという筋書きが設定されている。6曲のもととなった詩である「牧人の歌」は第一部、「名の刻まれていない墓」は第二部、「唄」は第一部、「クロタロスを持った踊り子たち」、「エジプトの遊女たち」、「朝の雨」はすべて第三部に収められている。『ビリティスの歌』は日本でも早くから翻訳が行われ、鈴木信太郎や生田耕作などによる数種類の訳が存在する(一部の邦訳で「ビリティス」は「ビリチス」、「歌」は「唄」とも表記される)。またドビュッシーの歌曲《3つのビリティスの歌》で用いられた3篇の詩は、舞台音楽および《6つの古代碑銘》の元になっている詩とは1篇も重複していない。
第1曲 夏の風の神パンの加護を祈るための
冒頭、笛を思わせる異国風の単旋律が奏される。ソ音上のドリア旋法が用いられ、この旋律に含まれている、またその下の音域で伴奏として機能している3度音程がしだいに主要な構成要素となって、愉悦を感じさせる賑やかな音楽が展開してゆく。
第2曲 名の刻まれていない墓のための
全音音階が効果的に用いられている。素朴な表情をもつ第1曲にくらべて、内省的な性格の強い音楽。くぐもったような音による低音のオスティナートが全体を通して奏され、即興的な下行音型が対比的に現れる。
第3曲 夜が恵み深いものとなるための
前打音を伴う音型が、全体を特徴づける要素として現れる。踊りの伴奏を思わせる同音反復を経て、最後は高音域のきらめくような前打音の音型で終わる。
第4曲 クロタロスを持つ踊り子のための
竪琴を思わせる荘重な趣の音型を経て、踊りを思わせる部分が始まる。上行・下行の動きを中心とする細かな装飾音型が、溌溂とした踊りの動きを喚起する。
第5曲 エジプトの女のための
6曲中この曲のみ、舞台音楽との音楽上の関連はほぼ認められないが、タイトルは確かに舞台音楽の第8曲を下敷きとしている。低音の陰鬱なリズムの刻みに乗せて、笛を思わせる大胆な下行を特徴とする旋律が現れる。高低音域が対比されるほか、伴奏に合わせて中音域全体をカヴァーする和音も提示され、4手ならではの厚みのある響きが聴かれる。
第6曲 朝の雨に感謝するための
撥弦楽器のトレモロのような音型の上下で、どこか民謡を思わせる親しみやすい五音音階の旋律が奏される。旋律は中音域辺りを自在に動き、寛いだ表情をみせる。最後に第1曲冒頭の部分がオクターヴで奏される。
解説(訳詩) : 平野 貴俊
(6690 文字)
更新日:2026年3月30日
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解説(訳詩) : 平野 貴俊 (6690 文字)
1. 牧人の歌
牧人の歌を歌い、夏の風の神、パン[1]の加護を祈ろう。風にそよぐオリーヴの木が作る円い影のなかで、私は自分の群れを護り、セレニスも自分の群れを護る――
セレニスは牧草の上に横たわっている。身を起こすと走り、セミを探したり、葉のついた花々を集めたり、小川の冷たい水で顔を洗ったり――
私はといえば、糸巻き棒に詰めるための羊毛を、羊の黄色の背中からもぎ取り、糸を紡ぐ。時間はゆったりと過ぎてゆく。一羽の鷲が空を舞う。
日陰が移る。花の籠と乳の入った壺を置く所を変えよう。牧人の歌を歌い、夏の風の神、パンの加護を祈ろう。
Chant pastoral
Il faut chanter un chant pastoral, invoquer
Pan, dieu du vent d'été. Je garde mon
troupeau et Sélénis le sien, à l'ombre ronde
d'un olivier qui tremble.
Sélénis est couchée sur le pré. Elle se lève et court, ou cherche des cigales, ou cueille des fleurs avec des herbes, ou lave son visage dans l'eau fraîche du ruisseau.
Moi, j'arrache la laine au dos blond des
moutons pour en garnir ma quenouille, et je
file. Les heures sont lentes. Un aigle passe dans le ciel.
L'ombre tourne : changeons de place la corbeille de fleurs et la jarre de lait. Il faut chanter un chant pastoral, invoquer Pan, dieu du vent d'été.
2. 名の刻まれていない墓
ムナシディカ[2]は私の手を取り、街の門をいくつも越えて私を連れ出し、大理石の石碑のある、荒れ果てた小さな野原に連れていった。そして彼女は私にこう言った、「この人、お母さんのお友達だったの」。
そのとき私にはひどい震えが来て、彼女から手を放すことなく、その肩のほうに身を屈め、空の杯と蛇のあいだに書かれた4つの行を読んだ。
「我を連れ去りしは死にあらず、泉のニンフらなりき。我は軽き土の下に、クサントの刈りし髪を抱きて眠りに就く。願わくは、ただ彼女のみ我を悼まんことを。我は己が名を明かさず。」
私たちは長いこと立ちつくし、酒を捧げることはなかった。というのも、ハデス[3]の有象無象のなかの、知られざるひとつの魂に、どうやって呼びかけることができるというのか?
Le tombeau sans nom
Mnasidika m'ayant prise par la main me mena hors des portes de la ville, jusqu'à un petit champ inculte où il y avait une stèle de marbre. Et elle me dit : « Celle-ci fut l'amie de ma mère. »
Alors je sentis un grand frisson, et sans cesser de lui tenir la main, je me penchai sur son épaule,afin de lire les quatre vers entre la coupe creuse et le serpent :
« Ce n'est pas la mort qui m'a enlevée, mais les Nymphes des fontaines. Je repose ici sous une terre légère avec la chevelure coupée de Xanthô.Qu'elle seule me pleure. Je ne dis pas mon nom. »
Longtemps nous sommes restées debout, et nous n'avons pas versé la libation. Car comment appeler une âme inconnue d'entre les foules de l'Hadès?
3. 唄
彼女が来ることになっていたこの木陰よ、ああ、私の愛する人はどこへ行ってしまったのか? ――平原に降りていったよ。――平原よ、私の愛する人はどこへ行ってしまったのか? ――川の縁に沿って歩いていったよ。――
――彼女が通るのを見た美しき川よ、ああ、彼女はこの近くにいるか? ――私から離れて小道へ行ってしまったよ。――小道よ、彼女はまだそこにいるか? ――私から離れて街道へ行ってしまったよ――
――おお、白い街道、街へ行く道よ、ああ彼女をどこに導いていったのか? ――サルデス[4]に入る黄金の道へ。――光の道よ、君は彼女の素足に触れたのか? ――王宮に入っていったよ。
――おお、地上に光り輝く神殿よ、彼女を私に返しておくれ! ――見よ、彼女は胸に首飾りを垂らし、髪には房飾りを付け、脚に沿って100の真珠を、腰には2本の腕を回している。
Chanson
« Ombre du bois où elle devait venir, dis-moi,
où est allée ma maîtresse ?
-- Elle est descendue dans la plaine.
-- Plaine, où est allée ma maîtresse ?
-- Elle a suivi les bords du fleuve.
-- Beau fleuve qui l'as vue passer, dis-moi,
est-elle près d'ici ?
-- Elle m'a quitté pour le chemin.
-- Chemin, la vois-tu encore ?
-- Elle m'a laissé pour la route.
-- Ô route blanche, route de la ville, dis-moi,
où l'as-tu conduite ?
-- À la rue d'or qui entre à Sardes.
-- Ô rue de lumière, touches-tu ses pieds nus ?
-- Elle est entrée au palais du roi.
-- Ô palais, splendeur de la terre, rends-la-moi !
-- Regarde, elle a des colliers sur les seins
et des houppes dans les cheveux,
cent perles le long des jambes,
deux bras autour de la taille. »
4. クロタロス[5]を持った踊り子
愛しいミュリニディオン、君はその軽やかな両手に鳴り響くクロタロスを持っている、そして寛衣以外にほとんど何も身に着けず、手足を力強く伸ばしている。なんときれいなのだろう、腕は宙を舞い、腰は弓のようにしなり、乳房は赤らむ!
踊りが始まる。君の足は交互に突き出され、躊躇い、ゆったりと滑らかに動く。身体は肩掛のようにたわみ、君は震える肌を撫で、官能が君の恍惚とした切れ長の目を満たしてゆく――
と突然、君はクロタロスを打ち鳴らす! まっすぐな脚の上で君は身体を反り、腰を揺らし、脚を突きだし、高らかな音を立てる君の両手は、旋回する君の身体の周りに、ありとあらゆる欲望を一気に呼び寄せる!
君が肩越しに微笑みを投げかけ、ちょっとした震えでもって、よじれたたくましい尻を動かすとき、あるいはほとんど伸びをしているように、思い出に合わせて波打つ動きをするとき、われわれは声を大にして喝采を送るのだ。
La Danseuse aux crotales
Tu attaches à tes mains légères tes crotales retentissants, Myrrhinidion ma chérie, et à peine nue hors de la robe, tu étires tes membres nerveux. Que tu es jolie, les bras en l'air, les reins arqués et les seins rouges!
Tu commences : tes pieds l'un devant l'autre se posent, hésitent, et glissent mollement.
Ton corps se plie comme une écharpe, tu caresses ta peau qui frissonne, et la volupté inonde tes longs yeux évanouis.
Tout à coup, tu claques des crotales ! Cambre-toi sur tes pieds dressés, secoue les reins, lance les jambes et que tes mains pleines de fracas appellent tous les désirs en bande autour de ton corps tournoyant !
Nous applaudissons à grands cris, soit que,
souriant sur l'épaule, tu agites d'un frémissement ta croupe convulsive et musclée, soit que tu ondules presque étendue, au rythme de tes souvenirs.
5. エジプトの遊女たち
私はプランゴと一緒に、古都の上のほうにいるエジプトの遊女たちのもとへ行った。そこには土でできたアンフォラ[6]、銅製の盆、黄色の筵があり、彼女たちはその筵の上に楽々としゃがんでいる――
女たちの部屋は静かで、角張ったところや隅っこがない、というのも青い石灰の積み重なった層が、柱頭から鋭さを取り除き、壁の下の部分に丸みを与えているためだ――
彼女たちはじっとしたままで、手は膝の上に置かれている。粥を出すときに「お幸せに」と囁く。ありがとうと言われた彼女たちは、「とんでもありません」と言う。
彼女たちはギリシャ語を理解しているが、わざと下手に話すふりをして、自分たちの言語でわれわれを馬鹿にしている。しかしわれわれが、お返しにリュディアの言葉を話すと、突如として不安げな様子になるのだ――
Les Courtisanes égyptiennes
Je suis allée avec Plango chez les courtisanes égyptiennes, tout en haut de la vielle ville. Elles ont des amphores de terre,
des plateaux de cuivre et des nattes jaunes
où elles s'accroupissent sans effort.
Leurs chambres sont silencieuses, sans angles et sans encoignures, tant les couches successives de chaux bleue ont émoussé les chapiteaux et arrondi le pied des murs.
Elles se tiennent immobiles, les mains posées sur les genoux. Quand elles offrent la bouillie,
elles murmurent : "Bonheur." Et quand on les remercie, elles disent: "Grâce à toi."
Elles comprennent le hellène et feignent
de le parler mal pour se rire de nous dans leur langue ; mais nous, dent pour dent, nous parlons lydien et elles s'inquiètent tout à coup.
6. 朝の雨
夜は消えた。星々は遠ざかった。そうして最後の遊女たちが、愛する人とともに戻ってきた。そして私は、朝の雨が降るなか、この詩を砂の上に書いている。
葉にはきらきらとした水が付き、小道を横切る小川は土や枯葉を押し流している。雨は一滴一滴、私の歌に穴を穿つ――
おお! 私はなんと悲しく、ここにいるのが孤独なことだろう! 若者たちは私に見向きもせず、年寄りたちは私のことを忘れてしまった。それでよいのだ。私の詩を習うだろう、彼らの子どもたちの子どもたちは――
そんなことをミュルタレも、タイスも、グリュケラも、彼らの美しい頬がこけてしまった日に、口にすることはないだろう。私の後に愛しあう人たちは、わが詩節をともに歌うことになるだろう――
La pluie au matin
La nuit s'éfface. Les étoiles s'éloignent. Voici que les dernières courtisanes sont rentrées avec les amants. Et moi, dans la pluie du matin, j'écris ces vers sur le sable.
Les feuilles sont chargées d'eau brillante. Des ruisseaux à travers les sentiers entraînent la terre et les feuilles mortes. La pluie, goutte à goutte, fait des trous dans ma chanson.
Oh ! que je suis triste et seule ici ! Les plus jeunes ne me regardent pas ; les plus âgés m'ont oublieé. C'est bien. Ils apprendront mes vers, et les enfants de leurs enfants.
Voilà ce que ni Myrtalê, ni Thaïs, ni Glykére ne se diront, le jour où leurs belles joues seront creuses. Ceux qui aimeront après moi
chanteront mes strophes ensemble.
[1] パーンとも。ヘルメスの子で牧人と家畜の神。上半身は人、下半身はヤギの姿をしている。
[2] ビリティスが親しく付き合った、ミュティレネ出身の少女。サッフォーの詩にも登場する。
[3] ゼウスの弟で冥府を支配する神。
[4] 小アジアにあった古代リディア王国の首都。現在はトルコ領。
[5] 紐で結ばれた、木などでできた2つの小さな物を打ち鳴らす楽器。カスタネットの原形。
[6] 両耳付きの壺。
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