グラナドス 1867-1916 Granados, Enrique
解説:和田 真由子 (343文字)
更新日:2007年11月1日
解説:和田 真由子 (343文字)
1867年、スペインのカタルニアに生まれる。プホーフにピアノ、ペドレルに作曲を師事。1887年~1889年にかけてパリに留学し、帰国したのち、優れたピアニストとしても活躍した。
グラナドスは、アルベニスと並び、スペインの国民的作曲家として名高い。民族色の強いアルベニスの音楽と比較すると、グラナドスの音楽はその民族性に加えて、ロマン的な性格が強い。その甘美さ、繊細さにおいて、シューマンや、ショパンとも通じるところがあるだろう。一方で、印象派的な傾向など、ドビュッシーからの影響もみられる。
グラナドスは、スペインの中でも、北方の民謡を中心的に扱っており、洗練された書法が特徴である。「スペインのグリーグ」とも呼ばれた。
1916年、第一次世界大戦の犠牲になり、英仏海峡にて行方不明となった。
作品(26)
ピアノ独奏曲 (7)
曲集・小品集 (12)
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解説0
楽譜0
編曲0
ワルツ (2)
性格小品 (3)
ピアノ合奏曲 (2)