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グラナドス :演奏会用アレグロ 嬰ハ長調

Granados, Enrique:Allegro de concierto Cis-Dur

作品概要

作曲年:1903年 
出版年:1906年 
初出版社:Unión misical española
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:7分50秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (293文字)

更新日:2007年12月1日
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嬰ハ長調、4分の2拍子、モルト・アレグロ、スピリトーソ。

この曲は、1903年の作曲コンクールで、審査員の全員一致で一位に輝いた曲である。

グラナドスの作品の中でも人気が高く、ステージで演奏されることも多い。

所要演奏時間は、10分前後。

非常に華やかな動きをみせる前奏部分に続き、甘く切ない歌が美しく歌われていく。シューマンやショパンの影響をうけたグラナドスの、ロマンティックな側面がよくあらわれている。一方で、オクターブを駆使した大胆な動きやかけめぐるアルぺッジョはリストの作品を想わせる。左手に支えられた推進力の中で、細かな音符を一つ一つ響かせて、全体の大きな響きをつくりあげていきたい。

執筆者: 和田 真由子