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グラナドス :キューバ風 Op.36 変ホ長調

Granados, Enrique:A la cubana Es-Dur Op.36

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:5分00秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (415文字)

更新日:2007年12月1日
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キューバ人の父をもっていたグラナドスにとって、キューバの音楽も親しみの深いものであっただろう。IとIIのふたつの部分にわかれているが、続けて奏されるのが普通。所要演奏時間は、約5分。

I. 変ホ長調、4分の2拍子、アレグレット。3連音符と2連音符が交互に奏され、独特のスウィング感をつくりだしている。このスウィングに自由な幅を与えながら、キューバらしいのんびりとした自由な雰囲気を表現していきたい。

II. ハ短調、4分の2拍子、ウン・ポコ・ヴィーヴォ。キューバの作曲家、イグナシオ・セルバンテスの《ダンサ集》からの影響があるようだ。キューバの舞曲「ダンソン」の雰囲気で作曲されている。左手の16分音符が、シンコペーションのような役割を与えている。よって、裏拍にアクセントの位置もずらして奏するとよい。物悲しくも、色気を感じさせる旋律が印象的だ。コーダでは再び〈I〉の主題が登場しており、穏やかな曲調へ。しかし最後は堂々と曲を閉じる。

執筆者: 和田 真由子
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