松平 頼則 1907-2001 Matsudaira, Yoritsune
解説:平野 貴俊 (576文字)
更新日:2018年4月20日
解説:平野 貴俊 (576文字)
東京出身の作曲家(1907~2001)。子爵であった父・松平頼孝は著名な蝶の収集家。1923 年慶應義塾大学仏文科に入学するが、バッハからストラヴィンスキーまでを横断的に採りあげたアンリ・ジル= マルシェックスのピアノ・リサイタルに接し、作曲家の道を志す。シャルル・ラウトルップにピアノを、ハインリヒ・ヴェルクマイスターと小松耕輔に一時作曲を師事。1930 年、箕作秋吉らとともに新興作曲家連盟設立。1931 年から1934 年にかけてピアノ独奏会を開き、フランスの作曲家の作品を中心に披露。1932 年のアレクサンドル・タンスマンの来日を機に新古典主義に開眼、1934、35 年に来日したアレクサンドル・チェレプニンに高く評価され、国外の音楽界との接点を得た。1946年、清瀬保二らとともに新作曲派協会設立。12音技法に雅楽の要素を組み合わせた《ピアノと管弦楽のための主題と変奏》(1951)で国際現代音楽祭(ISCM)に入選し、その後も《フィギュール・ソノール》(1956)、偶然性を採りいれた《室内オーケストラのための舞楽》(1961)および《二群のオーケストラのための循環する楽章》(1971)などで計15 回入選。1956~60年日本現代音楽協会(JSCM)委員長、1972 年紫綬褒章、1979 年勲四等旭日章受章、1996 年文化功労者。
作品(34)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (2)
管弦楽付き作品 (5)
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ピアノ合奏曲 (2)