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オーリック :中級の難易度による9つの小品

Auric, Georges:Neuf pièces brèves de moyenne difficulté

作品概要

作曲年:1941年 
出版年:1948年 
初出版社:Eschig
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集

解説 (2)

執筆者 : 平野 貴俊 (803文字)

更新日:2015年6月9日
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1941年に作曲された教育用のピアノ作品。難易度は、アンリ・ルモワンヌ社から1946年に刊行された教育用曲集《子どもの花園》(デュティユー《田園詩》などを収める。オーリックの《フランスの踊り》も含まれる)よりもやや難しい程度である。各曲は、舞踊を中心とした古典的な様式にもとづいており、2ページにちょうど収まるよう書かれている。 第1曲〈目ざめ Réveil〉ニ長調、4分の2拍子による快活な音楽。末尾で調性が曖昧になる。 第2曲〈無言歌 Romance sans paroles〉変ロ長調、4分の4拍子。素直で伸びやかな旋律が歌われる。 第3曲〈ワルツ Valse〉ト長調、4分の3拍子。軽やかなワルツ。2度の転調を含む中間部は、サティの音楽を想起させる。 第4曲〈エグログ Églogue〉ハ長調、4分の4拍子。「エグログ」は、田園的な性格をもつ小品のジャンルのひとつ。刺繍のような音型による伴奏の上に、素朴な性格の旋律が重ねられる。 第5曲〈行進曲 Marche〉イ長調、4分の4拍子。滑稽でややぎこちない動きの行進曲。途中、4つのモティーフが順次現れ、転調が3度行われる。 第6曲〈シシリエンヌ Sicilienne〉変ロ短調、8分の6拍子。終始変わらない伴奏音型の上で、シャンソンを思わせる物憂げな旋律が歌われる。調の移ろいに工夫が凝らされている。 第7曲〈マズルカ Mazurka〉ヘ長調、4分の3拍子。スタッカートが目立つ冒頭ないし末尾とは異なり、中間部では滑らかな旋律が現れる。 第8曲〈子守歌 Berceuse〉変ホ長調、4分の2拍子。「明るく clair」と指示された高音域による中間部を経て、穏やかな冒頭のテーマが回帰する。 第9曲〈ポルカ Polka〉変イ長調、4分の2拍子。シャブリエの音楽を思わせる嬉々とした小品。ハ長調の中間部では、スタッカートとテヌートの対比を意識して弾く。

執筆者: 平野 貴俊

成立背景 : 平野 貴俊 (576文字)

更新日:2015年6月9日
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