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山田 耕筰 :組曲《子供とおったん》

Yamada, Kōsaku:Kinder und Onkelchen

作品概要

作曲年:1916年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲

解説 (2)

楽曲解説 : 須藤 英子 (495文字)

更新日:2018年3月28日
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《子供とおったん》は、1916年に作曲された10曲から成るピアノ曲集である。山田はベルリンから帰国後、しばらく姉の家に身を寄せていた。そこで過ごした幼い甥と姪との穏やかな一日が、この作品集では描かれている。なお“おったん”とは、3歳の姪の発音による“叔父様”、すなわち山田自身のことである。

1.もうおっきしたの

  眠たげな様子と力みなぎる様子が、強弱の対比鮮やかに描かれる。

2.目かくしごっこ

  急速な2拍子に乗って、コミカルに描写される鬼ごっこ。

3.暢気なお噺し

  テンポ変化鮮やかに、陽気な物語りが語られる。

4.さあ一緒に歌いましょう

  子どもたちが愛唱した鉄道唱歌のメロディーが引用されている。

5.怖いお噺し

  短調と長調の陰影鮮明に、怖いお噺しが優しく語られる。

6.静かな午后

  静かに温かく描かれるお昼寝の様子。

7.奴の彌次郎兵衛

  可笑しなやじろべえが、急速な16分音符と共に表現される。

8.叔父の心

  子どもたちへの慈しみが、短調で朗々と語られる。

9.夕やけこやけ

  自作の劇中歌の引用による美しい歌。

10.星の子守唄

  左手の同型反復に乗って、優しく温かく子守唄が歌われる。

執筆者: 須藤 英子

About work(s) : 須藤 英子 (1389文字)

更新日:2018年4月18日
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