＜詩＞

5.怖いお噺し

ギァーッ クヮッ クヮッ クヮッ クヮッ

クヮッ クヮッ クヮッ 出たぞ 出たぞ 出たぞ！！

大きなお面の 大きなお目が

ギョロ、ギョロ、ギョロ、ギョロ ギョッ キョロリ

大きな お口と、大きな お歯が

ギァッ クヮッ クヮッ クヮッ クヮッ

クヮッ クヮッ クヮッ 「おお 怖い！！」

＜演奏のヒント＞

速度・発想標語：Furioso

擬音語だらけの詩に後押しされるように、怖いお話をする噺家になりきって勢いよく演奏しましょう。突然起こる強弱の変化を明瞭に、ritやフェルマータの記載がないところではテンポを緩めずに間髪入れず、次のフレーズに入ることで緊張感を保つことが大切です。