山田 耕筰 :組曲《子供とおったん》 第9番 夕やけこやけ

Yamada, Kōsaku:Kinder und Onkelchen 

作品概要

楽曲ID:86906
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
著作権:要調査

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用7 発展1

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解説 (1)

演奏のヒント : 杉浦 菜々子 (335文字)

更新日:2024年4月16日
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<詩>

9.夕やけこやけ

夕やけ 小やけ 摩訶陀の池の さんしょの魚は

きらきら光る。

玻璃(※ビードロ)のフラスコ ちんたの酒は

きらきら光る きらきら光る。

鐘が鳴る鐘が鳴る 寺の御堂の 十字の金は

きらきら光る。

<演奏のヒント>

速度・発想標語:Grandioso e brillante, ma tranquillamente

木下杢 太郎の戯曲『南蠻寺門前』に山田が 1914 年に書き下ろし た『夕焼の歌』が用いられています。

ゆっくりとした時の流れの感じるような曲で、色彩感豊かです。豊かな深い音色で、夕やけの世界を描けると良いですね。詩の中の表現、「きらきら光る」は、12、14、16(最後の音)小節4拍目のアクセントの音で、キラリと輝きを持って表現することができそうです。

執筆者: 杉浦 菜々子
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