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ペヤチェヴィチ :舟歌 Op.4 ホ短調

Pejačević, Dora:Gondellied e-moll Op.4

作品概要

作曲年:1898年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:舟歌
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 西井 葉子 (407文字)

更新日:2020年10月1日
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1898年、13歳頃の作品。《無言歌》Op. 5、《蝶々》Op. 6、《メヌエット 》Op. 7、《即興曲》Op. 9(a)、《無言歌》Op. 10とともに、《6つのピアノ小品集(Sechs Klavierstücke)》として、1902年ブダペストの出版社ハルモニア(Harmonia)から出版された。これら初期の作品には、メンデルスゾーンの無言歌集や、グリーグの叙情小曲集、チャイコフスキーシューマンの小品などのロマン派の作曲家達の影響が顕著に感じられる。いずれの作品も、とてもシンプルでナイーブな作風の中に、ドラの透き通るような若く瑞々しい感性が光っている。

この作品が誰に献呈されたかは不明であるが、「ナシツェでの楽しい日々の思い出に、1903年7月25日ナシツェにて、ドラより」と彼女の手により記入された印刷譜が残っている。左手の3拍子の波に揺れるような伴奏に乗せて、物憂げなゴンドラ漕ぎの唄が歌われる。

執筆者: 西井 葉子

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