大井 剛史 Ooi, Takeshi
プロフィール (704文字)
更新日:2021年8月26日
プロフィール (704文字)
2024年4月、東京佼成ウインドオーケストラ常任指揮者に就任。
17歳より指揮法を松尾葉子氏に師事。東京藝術大学指揮科を卒業後、同大学院指揮専攻修了。若杉弘、岩城宏之の各氏に指導を受ける。1996年安宅賞受賞。スイス、イタリア各地の夏期講習会においてレヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの各氏に指導を受ける。
2007〜2009年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団で研修。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第2位入賞。在学中より東京二期会、新国立劇場などのオペラ公演で副指揮者をつとめ、2002年「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)を指揮してデビュー。その後はオペラのほかバレエ、ミュージカル、日本舞踊との共演など多くの舞台公演を指揮。
仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者(2000~2001)、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者(2009~2016)、山形交響楽団指揮者(2009~2013)、同正指揮者(2013~2017)、東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者(2014〜2024)を歴任。このほか全国の主要オーケストラを指揮している。
レパートリーは極めて広く、オーソドックスな管弦楽/吹奏楽の作品を中心として、現代音楽の初演、ゲーム音楽、映画音楽、ポップスなどありとあらゆる音楽を手がける。トーク付きのコンサート、また子供のためのコンサートなどを通じて、より多くの方々に音楽に親しんでいただくことに情熱を注いでいる。
東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)、尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。
(2024年4月現在)