グリンカ 1804-1857 Glinka, Mikhail Ivanovich
解説:野原 泰子 (626文字)
更新日:2007年6月1日
解説:野原 泰子 (626文字)
ロシアの作曲家。ロシア国民音楽の創始者として知られる。スモレンスク近郊ノヴォスパススコエ村の地主の家に生まれ、教会の鐘の音と農民の歌に囲まれた環境で育った。15年から音楽を学び、18年にはジョン・フィールドのレッスンも受けている。ペテルブルグの貴族寄宿学校を卒業後、運輸省に勤務(24~28年)。職務の傍ら、ロマンスやピアノ曲、室内楽曲を作曲して社交界の注目を浴びる。
30~33年にはイタリアで音楽を学ぶ。ベッリーニやドニゼッティのオペラを始め、同地の最新の音楽から大いに刺激を受けながらも、ロシア人としてのアイデンティティを強く自覚。帰国の途上のベルリンでは、音楽理論家ジークフリート・デーンから教授を受けて、自らの方向性に確信を抱く。
帰国後、オペラ《イヴァン・スサーニン》(36年)を作曲。イタリア歌劇の形式によりながらも、ロシア民謡を素材とする国民的題材のオペラは、古い民話に基づく《ルスラーンとリュドミーラ》(42年)と共に、ロシア国民主義のオペラの礎石となった。
1844年のパリでは、ベルリオーズの色彩的な管弦楽曲に魅了される。その翌年に管弦楽の素材を求めてスペインへ発ち、同地の情緒溢れる旋律で2つの《スペイン序曲》を作曲。これに自信を得て、帰国後《カマリンスカヤ》(48年)に着手。イタリア風の音楽が主流だった当時のロシアの楽壇において、ロシア民謡による管弦楽曲を書き上げたことで、管弦楽の分野でも国民楽派の祖としての貴重な足跡を残した。
作品(55)
ピアノ独奏曲 (16)
曲集・小品集 (4)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
変奏曲 (7)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
マズルカ (7)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
ポルカ (2)
ワルツ (5)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
ボレロ (2)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
ノクターン (2)
リダクション/アレンジメント (5)
ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」からの主題によるロンディーノ・ブッリランテ G. vi, 104 ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」からの主題によるロンディーノ・ブッリランテ 変ロ長調
調:変ロ長調 作曲年:1831 総演奏時間:6分00秒
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」からの主題による華麗な変奏曲 G. vi, 79 ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」からの主題による華麗な変奏曲 イ長調
調:イ長調 作曲年:1831 総演奏時間:9分50秒
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
種々の作品 (7)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
ピアノ合奏曲 (4)
リダクション/アレンジメント (1)
ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」からバルカロールによるギャロップ風即興曲 G. vi, 9 ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」からバルカロールによるギャロップ風即興曲 変ロ長調
調:変ロ長調 作曲年:1832 総演奏時間:4分50秒
種々の作品 (2)
動画0
解説0
楽譜0
編曲0
動画0
解説0
楽譜0
編曲0