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ベッリーニ 1801-1835 Bellini, Vincenzo

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  • 解説:宮本 優美 (432文字)

  • 更新日:2007年5月1日
  • イタリアの作曲家。19世紀の最も重要なオペラ作曲家の一人。

    カターニアの音楽家一家に生まれる。幼少より父からピアノの手ほどきを受け、5歳で弾きこなした。7歳からは祖父に作曲を習う。宗教曲、アリエッタ、器楽曲をこの頃作曲した。

    1819年にはカターニア市の援助を受けてナポリへ赴き、ナポリ楽派の大家の作品とハイドンモーツァルトの器楽曲を学ぶ。ナポリ音楽院を修了後、27年にミラノのスカラ座のためにオペラ〈海賊〉を書き成功を収める。このオペラの台本を書いたロマーニと組んで、その後も〈夢遊病の女〉や〈ノルマ〉など数々の傑作を生み出した。

    33年にはロンドンでオペラ数作を上演し人気を博す。同年パリのイタリア座でも成功を収める。この時期にロッシーニショパンらと親しくなる。35年に〈清教徒〉が大好評を博した。

    ベッリーニは音楽学校の教師や歌劇場の音楽監督などの公的な地位には一度も就かず、オペラ作曲家として生涯を過ごした。1835年パリ近郊ピュトーにて33歳の若さで没した。

    執筆者: 宮本 優美
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    作品(7)

    ピアノ合奏曲 (3)

    ソナタ (1)

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    カプリス (1)

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    ★ 種々の作品 ★ (1)

    その他 (1)

    オペラ (1)