4歳よりピアノを始める。1986年第40回全日本学生音楽コンクール（毎日新聞社主催）高校の部全国第1位、日本放送協会賞を受賞。1991年桐朋学園大学を卒業。NHK洋楽オーディションに合格し、NHK・FMリサイタルに出演。また、同年桐朋学園大学ソリストオーディションに合格し、同学園「創立50周年記念特別演奏会」にて同大学オーケストラと共演。1992年渡仏。1994年パリ・エコールノルマル音楽院の最高演奏家課程を首席で卒業。1996年第19回サレルノ国際ピアノコンクール（イタリア）で2位（1位なし）。1997年第43回マリア・カナルス国際コンクール（スペイン）で2位（1位なし）、併せてローレックス特別賞を受賞。1998年カントゥー市（イタリア）第8回国際ピアノ協奏曲コンクールで2位。1999年エリザベート王妃国際コンクール（ベルギー）でセミファイナリスト。 フランス各地でのリサイタルの他、パリ・ショパン協会主催“フェスティバル・ショパン”や“ヴァル・ディゼール音楽祭”にも出演。またイタリア、ベルギーでもリサイタル、コンチェルトを、また2002年にはポルトガルでマリア・ジョアオ・ピリス主催のコンサートに出演。日本でも、新星日本交響楽団、九州交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。第20回横浜市招待国際ピアノ演奏会, ＮＨＫ－ＦＭ｢名曲リサイタル｣、ショパン協会例会リサイタル、故園田高弘推薦の“旬のピアニストシリーズ”第1回演奏者としてリサイタルを行う。スタインウェイや、自治省の外郭団体、（財）地域創造主催の『公共ホール活性化事業』の登録アーティストとしても各地でコンサートやレッスンを行う。またチェンバー・ソロイスツKANAGAWAメンバーとして、ソロ、室内楽と幅広く活動。リリースしたＣＤ『Fantasy』、『ウィーンをめぐる物語』は共にレコード芸術誌で高評価され、特に『Fantasy』のバッハの演奏は同誌の連載記事で邦人代表盤に選ばれた。