チャイコフスキー : ドゥムカ -ロシアの農村風景- ハ短調 Op.59
Tchaikovsky, Pytr Il'ich : Dumka c-moll Op.59
執筆者 : 和田 真由子 (225 文字)
フランスのピアニスト・ピアノ教育者マルモンテルの依頼により作曲された。
アンダンテ・カンタービレ-コン・アニマート 4分の4拍子 ハ短調。
タイトルは“哀歌”と訳されることが多い。18世紀、ポーランドで起こった民謡形式、“ドゥムカ形式”にのっとってかかれた作品。
重苦しく、悲しみに満ちた楽想の部分と、華やかで技巧的な中間部の対比が効果的である。
初演は1893年、チャイコフスキー死後、ペテルブルクの追悼演奏会にて、F.M,ブルーメンフェルトがおこなった。
篠崎 みどり: ドゥムカ(2台ピアノ/原曲:チャイコフスキー)
ドゥムカ ハ短調-ロシアの農村風景
ドゥムカ -ロシアの農村風景-
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