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オーリック :ソナタ  ヘ長調

Auric, Georges:Sonate en fa majeur F-Dur

作品概要

作曲年:1930年 
出版年:1932年 
初出版社:Rouart-Lerolle
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ

解説 (2)

総説 : 平野 貴俊 (315文字)

更新日:2015年4月27日
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オーリックのピアノ曲のなかでもっとも規模の大きな作品であり、彼の創作史において記念碑的な位置を占める。それまでの彼のピアノ曲と異なり、規模の大きさとリズムや対位法の緻密な処理がみられ、《小組曲》に典型的にみられるような素朴さは姿を消している。速度や表情に関するフランス語の指示も詳細になされている。初演時の批評は、「六人組」を特徴づける軽快さに欠けているという批判と、技法の著しい深化がみられる支持という賛否両論に分かれた。こうした反応に失望して、オーリックは映画音楽の道にすすんで入っていったのではないかと推測する批評家もいる。いずれにせよ、本作品がオーリックの作曲技法の探究のひとつの到達点を示すものであることはまちがいない。

執筆者: 平野 貴俊

成立背景 : 平野 貴俊 (497文字)

更新日:2015年4月27日
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