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スクリャービン :2つの詩曲 Op.71

Scriabin, Alexander:Deux poemes Op.71

作品概要

作曲年:1914年 
出版年:1914年 
初出版社:Jurgenson
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:4分00秒
著作権:パブリックドメイン

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (431文字)

更新日:2008年5月1日
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作品69の《2つの詩曲》と同じく、1913年に作曲された。50小節前後の小規模な2つの詩曲によって構成されている。

第1曲目は冒頭に「ファンタスティック」と指示された8分の6拍子の作品。小さなコーダを伴う「AA’」の2部構成をとっている。最初の3分の1ほどの部分は、半音が激しくぶつかり合う和声が響き渡る。これは、続く《焔に向かって――詩曲 作品72》以降の作品で、さらに複雑な和音を用い始めることの前触れと言えよう。

第2曲目は、曲の冒頭からフランス語で「夢の中で、深い静けさと共に」という意味の細やかな表記がみられる。そして、4分の3拍子で書かれ、小さなコーダを伴う「ABA’B’」の2部構成をとっている。第1曲と比べ、属9の和音の響きを明確に打ち出している。この曲で多用されるトリルは、スクリャービンが「大気の振動」であり、「そこから光が発せられる」ものとして好んだと伝えられている。第12小節目には、「熱狂して」という意味のフランス語の指示が付けられている。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (2)

おどけて Op.71-1

総演奏時間:2分00秒 

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楽譜(0)

空想して Op.71-2

総演奏時間:2分00秒 

解説(0)

楽譜(0)

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