
解説:齊藤 紀子 (335文字)
更新日:2008年10月1日
解説:齊藤 紀子 (335文字)
ドイツの作曲家。作曲家でオルガン奏者の父親から音楽の手ほどきを受けた。次男のピクシスは、兄もまた作曲家となった。兄はヴァイオリンを弾き、ピクシスはピアノを弾いた。兄と演奏旅行をしてピアニストとして有名になったが、ピクシス自身もヴァイオリンやチェロを弾くことができた。
19世紀に入ると一家でウィーンに移る。そして、ピクシスはベートーヴェンやマイアベーア、シューベルトと出会った。後にパリに移り、そこではハイネやケルビーニ、モシェレス、リスト、ベルリオーズ、ロッシーニと出会っている。パリではヴィルトゥオーソとしてその名を馳せ、ピアノ教育者としても活動した。晩年はバーデン・バーデンで過ごした。
作品の大部分がピアノ曲となっており、コンサート・ピースとサロン向きの小品がある。
作品(88)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (2)
ピアノ独奏曲 (11)
ロンド (18)
幻想曲 (4)
変奏曲 (13)
カプリス (8)
種々の作品 (15)
ピアノ合奏曲 (6)
室内楽 (1)
種々の作品 (9)