山田 耕筰 :牧場の静夜
Yamada, Kōsaku:MAKIBA NO SEIJAKU
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用7 発展1 発展2 発展3
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (206文字)
1917年の作曲者自身による初演時のプログラム・ノートには、次のように記されている。「牧場のかたへの樹立。銀色の月の光は、木の葉をもれて、小川の流に浴みして居る。若い牧人と静かにねむるむれ。ふと一陣の風がこの静寂を襲ふ。樹々の葉は驚きさざめく。牧人は醒めた。然しまだ夢の世に住む心地して、ただ美しい夜に聞きほれて居る。静寂の極みに牧人は、流れにつれて静かに笛をふきうたふ。」(春秋社:山田耕筰作品全集第4巻参照)
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