ラフマニノフ :リラの花 Op.21-5 変イ長調
Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:The lilac As-Dur Op.21-5
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (168文字)
1921年作曲、「12の歌曲」第5番「リラの花」( op.21-5)のピアノ独奏用編曲。繊細なメロディをもつ美しい小品であるが、作曲者自身もこの曲に愛着をもっていたようで、後にピアノ独奏用として編曲された。1902年は作曲者が結婚した年でもある。リラ(ライラック)には「愛の芽生え」「青春の歓び」といった花言葉が古くから与えられている。
リラの花
リラの花 Op.21-5