山田 耕筰 :みのりの涙
Yamada, Kōsaku:Les Petits Poemes I. "MINORI NO NAMIDA"
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用7 発展1 発展2 発展3
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (223文字)
この作品の楽譜が初めて掲載された雑誌「銀皿」には、作曲者の序詞が次のように記されている。「静かな秋の日に― 一切のものが実る時に― 朗らかに晴れた青空の下で、世が挙って、刈入の喜びを祝ひさざめいて居る時に― 何処よりか、また何故にか、言い知れぬ涙が、言い知れぬ涙が湧きわくではないか。みのりの涙。私は今それを、「何故」と言うまい。私はただ、私を訪れてくれた、この懐かしい涙の歌を、ここに書きとどめて置かう。」(春秋社:山田耕筰作品全集第4巻参照)
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