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ベートーヴェン :ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19

Beethoven, Ludwig van:Konzert für Klavier und Orchester Nr.2 B-Dur Op.19

作品概要

楽曲ID:415
作曲年:1786年 
出版年:1801年 
初出版社:Hoffmeister & Kühnel
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:29分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (458文字)

更新日:2010年1月1日
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1787年頃、協奏曲としては最も初めに着手されたと考えられている。しかしその後何度も改訂されたが、それでも納得のいく作品ではなかったようで出版に際し「私の最良のものではありません。」と手紙を書いている。それはロココ的で慣習的だと感じていたからなのかもしれない。

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ 変ロ長調 4分の4拍子

主題は主和音と属和音の交代からなり、多分にモーツァルト的である。コーダでそれまでの動機を重ねることでテンションを上げていくが、カデンツァのあとは、5曲のピアノ協奏曲では唯一、第2主題で静かに幕を下ろす。

第2楽章 アダージョ 変ホ長調 4分の3拍子

「ため息」音形が全体を通して重要な要素となっている。ピアノの装飾的

な美しい旋律が魅力的である。

第3楽章 ロンド アレグロ・モルト 変ロ長調 8分の6拍子

もともとは、《ロンド》WoO.6が用いられていたのだが、1795年にこの楽章に変更した。2番目の音にsfが付けられている、リズミカルな主題が特徴的だ。全体を生き生きとしたリズムによって、駆け抜けていく。

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:14分00秒 

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楽譜0

編曲0

第2楽章

総演奏時間:9分30秒 

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第3楽章

総演奏時間:6分00秒 

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楽譜

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