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ハイドン :ソナタ 第6番 ハ長調 Hob.XVI:10

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.6 C-Dur Hob.XVI:10

作品概要

楽曲ID:410
作曲年:1767年 
出版年:1790年 
初出版社:Cooper
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:9分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第6番は「ウィーン原典版」における番号
※参考情報:前山仁美「ハイドンの世界」

解説 (1)

執筆者 : 岡田 安樹浩 (549文字)

更新日:2009年4月1日
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1803年にハイドンが自作であると認めている作品。ただし初版はヴァイオリン付きで出版されている。

(第1楽章)ハ長調 4分の2拍子

2部分形式によっており、前半には装飾的なハ長調の主題が置かれ、属調においてこれがくり返される。これに続いて、副次主題とみなすには性格が弱い、短い楽想が属調(ト長調)(第13小節-)置かれる。

後半では冒頭の主題を用いて属調から主調への転調プロセスを経て、主調で冒頭の主題が回帰する(第39小節-)。

(第2楽章)ハ長調 メヌエット 4分の3拍子

3連音符を基調とした主部と、同主短調であるハ短調のトリオからなる。

トリオ部分はハ短調であるが、調号はフラット2つで書かれているのは旋法的な書法の名残りである。

(第3楽章)ハ長調 ソナタ形式 4分の2拍子

主要主題は3和音の刻みによる伴奏とその分散形によって開始される。属調を確立するための推移部(第11小節-)、性格を異にするト短調とト長調による2つの副次楽想(第21小節-/第27小節-)も明確に存在し、前半を反復記号によってリピートの指示が与えられている。

後半は主要主題による属調から主調への移行プロセスと、主調での主題主題(第59小節-)と副次楽想(第78小節/第85小節-)の回帰が置かれ、やはり反復記号が書き込まれている。

執筆者: 岡田 安樹浩

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:3分30秒  ステップレベル:応用3,応用4,応用5

解説0

編曲0

第2楽章

総演奏時間:3分00秒  ステップレベル:応用4,応用5,応用6

解説0

編曲0

第3楽章

総演奏時間:3分00秒  ステップレベル:応用6,応用7,発展1

解説0

編曲0