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バッハ :チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052

Bach, Johann Sebastian:Concerto a cembalo concertato, 2 violini, viola e continuo No.1 d-moll BWV 1052

作品概要

楽曲ID:389
作曲年:1738年 
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:23分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

総説 : 木暮 有紀子 (507文字)

更新日:2014年1月20日
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チェンバロ協奏曲は、バッハのライプツィヒ時代に興隆を見せた器楽ジャンルの一つである。協奏曲における独奏楽器としてチェンバロを使用したのは、歴史上バッハが初めてであり、さしずめ彼を「チェンバロ協奏曲の父」と呼ぶこともできよう。

チェンバロ協奏曲は1〜4台用まで13曲存在する。これらはライプツィヒの学生を中心とした音楽団体である「コレギウム・ムジクム」で演奏された。そして、半分以上が他の楽器用の協奏曲をチェンバロに転用した物であると考えられている。

《1台のチェンバロのための協奏曲第1番》は、譜面が消失したヴァイオリン協奏曲の編曲版である。楽曲の成立時期は、1738年頃であると想定されている。独奏部がチェンバロ、合奏部がヴァイオリンI・II、ヴィオラ、通奏低音という編成が組まれている。第1楽章から第3楽章まで、冒頭部分ではほぼ全てのパートが同じ動きをしているが、楽曲が進むにつれてそれぞれ独立していく。特に、独奏部を担うチェンバロにおいては、中間部以降極めて技巧的な旋律が与えられている。

メンデルスゾーンは1832年にこの楽曲をピアノ協奏曲として演奏した。また、シューマンも、この作品を評価する文章を残している。

執筆者: 木暮 有紀子

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:8分00秒 

解説0

楽譜0

編曲0

第2楽章

総演奏時間:6分30秒 

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第3楽章

総演奏時間:8分00秒 

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編曲0

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