作品概要
楽曲ID:2688
作曲年:1888年
出版年:1889年
初出版社:Romero
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:50分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
作曲年:1888年
出版年:1889年
初出版社:Romero
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:50分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : 和田 真由子
(667 文字)
更新日:2007年9月1日
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執筆者 : 和田 真由子 (667 文字)
更新日:2007年9月1日
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1888年~89年頃に作曲された、アルベニス中期の作品。
全12曲から成るが、第12曲〈朱色の塔〉を除いては、あまり知られていない。汎ヨーロッパ的なサロン向き小品が多く、曲集全体としてはあまり秀でているとはいえない。多くの曲は、アルベニスの生徒の子供たちに献呈されており、演奏の難易度は高くない。初演は1889年、アルベニス自身によって行われた。
1.ガヴォット / Gavota
2.シルビアへのメヌエット / Menuetto a silvia
3.舟歌(紺碧の空) / Barcarola(Cier sans nuages)
4.祈り / Plegaria
5.コンチータ(ポルタ) / Conchita(Polka)
6.ピラール(ワルツ) / Pilar(Waltz)
7.サンブラ / Zambra
8.パヴァーヌ / Pavana
9.ポロネーズ / Poloneza
10.マズルカ / Mazurka
11.スタッカート(カプリッチョ) / Staccato(Capricho)
12.朱色の塔(セレナータ) / Torre bermeja(serenata)
この12曲の中で最も親しまれており、ギターの編曲版も有名。南スペイン、グラナダへの郷愁の念がこめられており、アルベニスの本領が発揮された、スペイン色豊かな作品である。タイトルは、アルハンブラ宮殿にある、朱泥塗りの塔をさす。
ホ長調→ホ短調、八分の三拍子、三部形式による。ギターの弾奏にのせて、ソプラノがたっぷりとのびやかに歌われる。効果的にルバートをきかせながら、曲の趣を味わいたい。
執筆者:
和田 真由子
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