作品概要
楽曲ID:2488
作曲年:1767年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:7分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第5番は「ウィーン原典版」の番号
※参考情報:前山仁美「ハイドンの世界」
作曲年:1767年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:7分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第5番は「ウィーン原典版」の番号
※参考情報:前山仁美「ハイドンの世界」
解説 (1)
執筆者 : 岡田 安樹浩
(508 文字)
更新日:2010年1月1日
[開く]
執筆者 : 岡田 安樹浩 (508 文字)
更新日:2010年1月1日
[開く]
真正性が疑われる作品だが、1803年にハイドン自身が真作と認めている。第1楽章は第4番のソナタの第3楽章を用いているが、第3楽章(メヌエット)のトリオは真作かどうか疑わしいという意見もある(MGG2)。
作曲家解説の同一曲の異稿?も参照されたい。
(第1楽章)ト長調 8分の3拍子
ダ・カーポ形式で作曲されており、ト長調の主部(-第24小節)と同主短調(ト短調)の中間部(第25-48小節)からなる。
(第2楽章)ト短調 4分の4拍子(2分の2拍子)
ト短調のアンダンテ楽章。2部分形式で、後半では平行長調である変ロ長調へ転じた後(第21小節~)、主調で主題が回帰する。
ト短調での主題回帰直前(第39小節~)、属保続音によって調性確立がある点や、主部と中間部以後が各々反復される形式は、古典的なソナタ形式楽章によくみられるものである。
(第3楽章)ト長調 メヌエット 4分の3拍子
主部は8小節からなる主題とその反復、発展的な部分(第9小節-)と主題の回帰(第17小節-)、そしてその反復という2部分形式によっている。トリオ部分では平行短調のホ短調へ転じ、ここでの構成法も主部と同様である(この楽曲構成は第1楽章と共鳴している)。
執筆者:
岡田 安樹浩
楽章等 (3)
ピティナ&提携チャンネル動画(3件)
楽譜
楽譜一覧 (9)

(238)ハイドン ピアノソナタ(1)
ヘンレー
ヘンレー

(238)ハイドン ピアノソナタ(1)
ヘンレー
ヘンレー

(238)ハイドン ピアノソナタ(1)
ヘンレー
ヘンレー

ハイドン : ピアノ・ソナタ集 第1巻/原典版
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

ウィーン原典版026 ハイドン ピアノ・ソナタ全集1a
(株)音楽之友社
(株)音楽之友社

ウィーン原典版256 ハイドン/ピアノ・ソナタ全集 1 新版
(株)音楽之友社
(株)音楽之友社

【ミュッセ】ソナチネ 第11番 ト長調
Musikverlag Doblinger
Musikverlag Doblinger