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メシアン :4つのリズムのエチュード

Messiaen, Olivier:Quatre études de rythme

作品概要

作曲年:1949年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:16分00秒

解説 (2)

総説 : 平野 貴俊 (640文字)

更新日:2018年3月12日
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メシアンは、1940~1950年代の転換期に、実験的な性格をもつピアノ小品を2つ作曲した。そのひとつが《カンテヨジャヤー》(1949)、もうひとつが《4つのリズム・エチュード》である。1943年には、神や愛をテーマとする2つの壮大なサイクル(《アーメンの幻影》と《幼な子イエスにそそぐ20のまなざし》)が作曲され、1950年代後半には、《鳥のカタログ》(1956~1958)で鳥の歌の体系的な使用が行われた。実験的作品が創作された期間は、したがってこれらの大規模な曲集のそれに挟まれている。また、ピアノ曲以外でこの種の実験的試みから生まれた作品は、ミュジック・コンクレートのための《音色――持続》(1952)だけであり、メシアンの実験的創作はあくまで一時的なものにとどまった。しかしながら、これら少数の実験的作品のうち、とりわけ《4つのリズム・エチュード》は、当時ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会に参加していたブーレーズやシュトックハウゼンらに重要なインスピレーションを与えた作品として、その後の20世紀音楽に関する著述において不可避的に言及されるようになった。なかでもその3曲目〈音価と強度のモード〉は、音列の組織法を音高、持続、強度、アタックという4つのパラメーターに応用する「トータル・セリアリズム」のアイディアを初めて実践した作品として、記念碑的な位置を与えられてきた。その他の作品では、ヴィルトゥオーゾ的な技巧が駆使された〈火の島〉が比較的演奏機会に恵まれている。

執筆者: 平野 貴俊

成立背景 : 平野 貴俊 (857文字)

更新日:2018年3月12日
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楽章等 (4)

火の島 第1

総演奏時間:2分00秒 

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リズムのネウマ

総演奏時間:4分00秒 

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音価と強度のモード

総演奏時間:6分30秒 

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火の島 第2

総演奏時間:4分00秒 

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