シュトックハウゼン 1928-2007 Stockhausen, Karlheinz
解説:菊池 朋子 (746文字)
更新日:2010年1月1日
解説:菊池 朋子 (746文字)
1928年8月22日ドイツのケルン近郊生まれ。1948年から本格的に音楽を学び始め、公表されている最初の作品は合唱曲『ドリスのための合唱曲』(1950年)。1951年からダルムシュタットの国際現代音楽夏季講習に参加し、55年からは講師も務めた。さまざまな作曲スタイルを経たのち、77年からオペラ『光』の作曲を開始。それまでの技法や形式を集大成させた大作で、一部ずつ初演が行われてきた。
もっとも新しい作品『光』まで、作品は全て一貫した作曲信念が貫かれているが、作曲技法は時代に応じてさまざまなものが試みられてきた。一躍シュトックハウゼンの評価が高まったのは、1955年の『少年の歌』で、当事もっとも盛んに議論されていたセリー技法を使いながら、電子音と少年の歌声を美しく調和させた。パリでメシアンのもとで学び、ミュージックコンレートや厳密なセリー理論を吸収し、より編成の大きな作品も目立つようになる。生楽器による『クロイツシュピール』(1951年)、『コントラ・プンクテ』(1952-53年)、『グルッペン』(1955-57年)などの作品では、音の持続、音の強さ、音の高さなど、従来音の要素とされてきたものに加えて、空間内での響かせ方も緻密に構成され、それでいながらダイナミックな躍動感も保持された。電子音楽の習作や西ドイツラジオ放送局スタジオでの活動を通して音の科学的構造をを深く追求した結果、生楽器/電子楽器の区別に関係なく個々の音の特性を巧みに操作し、目指している響きを作り上げるようになった。
オペラ『光』では、シュトックハウゼンの世界観が作品の構成に大きく反映され、物語の進行、演奏者の動作、照明といった音楽以外の要素もすべて構想することで、壮大かつ緻密な音楽表現がまとめあげられている。
作品(17)
ピアノ独奏曲 (1)
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