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ラフマニノフ :組曲 第2番 Op.17

Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:Suite No.2 Op.17

作品概要

作曲年:1900年 
楽器編成:ピアノ合奏曲 
ジャンル:★ 種々の作品 ★
総演奏時間:23分30秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (734文字)

更新日:2007年9月1日
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2台のピアノのための作品。

1892年ペテルブルク音楽院を卒業後、順調に作曲を進めていたラフマニノフであったが、1897年に初演した作品《交響曲第一番》の失敗を機に、ひどく自信を喪失してしまう。しばらくの間、作曲ができなくなるほどの精神的痛手であったが、この《組曲 第2番》は、そんなラフマニノフが自信をとりもどしつつあった頃の作品である。1900~01年にかけて作曲された。同時期には、かの有名な《ピアノ協奏曲第2番》も並行して作曲されていた。

1.序奏 / Suite No.2 op.17-1 アラ・マルチャ

力強く、厚みのある和音ではじまる。堂々とした威厳と、希望の光に満ちた行進曲。その中で顔をのぞかせる抒情的な旋律もまた魅力的である。

2.ワルツ / Suite No.2 op.17-2

ワルツのリズムにのせて、美しいメロディが優雅で楽しい雰囲気をもってうたわれる。三拍子と二拍子のフレーズの交差は独特のリズムの面白みをつくりだしている。

3.ロマンス / Suite No.2 op.17-3 アンダンティーノ

ラフマニノフならではの詩情あふれる旋律が魅力的な作品。旋律が変形、展開しながら、徐々にテンポを速める。豊かな響きをもったクライマックスののち徐々に穏やかさをとりもどし、静かに曲を閉じる。

4.タランテッラ / Suite No.2 op.17-4 プレスト

軽快で、色彩の豊かさと輝きに満ちたこの楽章は、4曲中最も人気が高く、最後まで聞き手をつかんで離さない強烈なインパクトと魅力にあふれた傑作である。使用されているタランテラの主要主題は、イタリアの民謡集から引用、変形したものである。また東洋風の第2主題をもつ。最後は、興奮の高まりと共に一気に曲をとじる。

執筆者: 和田 真由子

楽章等 (4)

序奏

調:ハ長調  総演奏時間:5分00秒 

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楽譜(0)

ワルツ

調:ト長調  総演奏時間:6分30秒 

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楽譜(0)

ロマンス

調:変イ長調  総演奏時間:6分00秒 

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楽譜(0)

タランテッラ

調:ハ短調  総演奏時間:6分00秒 

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楽譜(0)